ビジネスモデルの中で一番メジャーなのが「アフタービジネス型」です。構造はシンプルで売る時だけではなく売った後も何らかの理由でお金をもらうモデルです。
有名なのはプリンターのインクです。プリンターの機械自体は実は赤字になるぐらい無理な値段設定ですが、裏腹にインク自体は極めて利益率が高くなっています。
ポイントは「なぜ、そんなに価格を高く出来るのか?」というところです。機械を買うときは通常の競争にさらされていますが、消耗品市場に目を落とすと、そこに競争が生まれていないことが分かります。競争が生まれていないということは、価格決定権が会社に移ります。つまり会社の最も都合の良い価格を設定することができるわけです。

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こういったビジネスを持っているところはほぼ例外なく利益率が高く、営業利益率が10%を超えるのが通常です。

  • プリンター(キヤノン、HPなど)
  • 携帯電話(ドコモ、KDDI、ソフトバンク)
  • エレベーター(東芝エレベータなど。上場企業は少なめ)
  • 給与ソフトなどサポート前提のソフト(オービック、弥生)
  • カラオケマシン(第一興商)
  • 会員制結婚紹介(ツヴァイなど)

企業レベルではありませんが、ノートPCのバッテリー、ひげ剃り機の替刃もこれに当たります。
どのビジネスモデルもそうですが、これは商品特性によって偶然発生するものであり、自力で生み出すことはなかなかできません。