銘柄分析:4281デジタルアドバタイジングコンソーシアム(3.0)

にのさん
4281デジタルアドバタイジングコンソーシアム(DAC)分析しました。成長はネット広告に連動で期待が持てますが、ビジネスモデルは脆弱です。3.0です。

■基礎情報
GMOクリック証券の分析を使います。

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Bs_4281_5

決算資料など
・株価など
★来期予想が無いため注意
株価505円、2014(実績)EPS 42.24、実績PER9.5
20153Qの予想EPS 21.5

■ポイント
Step1:業績確認
・売上は順調に成長(10%程度)。一方で営業利益率はかなり低い(2%程度)上にガタガタ
→ビジネスモデルが弱そう。分析するまでもないかと懐疑的に。
・BSは健全。倒産の憂き目には合わないレベル

Step2:業務内容の確認。ビジネスモデルがあるのか?
・ネット広告中心とした広告代理店。博報堂DYなどから委託を受けネット広告戦略などをまとめる。

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・確たるビジネスモデルはなく、親代理店に叩かれるがままの印象。2012・2013の増収減益の理由もはっきりしない。
・一方で売上はネット広告の成長と連動しており、順調に成長。
→業績確認の通りの雰囲気

Step3:株価の確認
年間予想EPSを出さないため、予想PERが測れない。
現時点の情報は3Q業績予想のみでEPS21.5。減益の流れ。
→PER15〜20程度とみるのが妥当か。

ネット広告という成長市場に身を置くこと以外は特筆すべき点はなさそう。

『銘柄分析:4281デジタルアドバタイジングコンソーシアム(3.0)』へのコメント

  1. 名前:にの 投稿日:2015/02/04(水) 00:16:25 ID:a9229df5f 返信

    お忙しい中、分析ありがとうございました。やはりビジネスモデルが弱いんですね。購入を検討していましたが考え直します。
    すぽさんがPFに加えるような銘柄を自分で発見できるような分析力を身につけたいものです^_^>

  2. 名前:すぽ 投稿日:2015/02/07(土) 07:46:54 ID:f4e27e9a2 返信

    にのさん
    営業利益率≒ビジネスモデルの強さですので、まずは営業利益率を確認するが良いかと思います。
    ビジネスモデルが弱くても(運良く)利益が出れば株価は上昇しますので、気にしないという方法もあるのかもしれませんが、私はその選択はしないことにしています。