7820ニホンフラッシュの分析です。結局中国市場次第というタカさんの考え方に異論はありません。3.5に近い3.0です。
また、事前に情報をいただきありがとうございました。タカさんの情報で売上成長に関するポイントは出ていると思いますので、ビジネスモデルの側面から補足するような形でお伝えします。

■基礎情報
GMOクリック証券の分析を使います。

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・タカさんのブログ「社会人老い易く学成り難し(投資話とその他自己啓発)」:情報
決算情報など
 →2015 2Q決算から「日本」「中国」の比率は売上・利益ともに1:1程度と分かる
・株価 予想PER12.2

■ポイント
Step1:業績の確認
・ここ数年順調に成長。売上の波が激しく営業利益率が売上に連動。最近は10%以上の営業利益率を誇る
 →固定費要素が強そう。
・中国セグメントでは営業利益率20%を誇る。参入障壁が低そうなのになぜだろう。
・BSはイマイチ。キャッシュが少ない。売上債権の増加が気になる
→有価証券報告書から「電子記録債権」という費目が増えている。通常の債権の類のようなので、万科など中国企業との取引上の流れによるものと推察。中国の債権回収は難しく基本的に注意が必要だが、万科レベルならあまり心配はなさそう。

Step2:事業内容の確認、ビジネスモデルは?
・ドアなどの建築製品メーカー
・際立ったビジネスモデルは無いが「オンデマンド(多品種少量)生産」が強みになっている様子。中国の不動産業者にとって、日本の品質水準で、かつ、柔軟な対応力がある業者はありがたく競合も少なそう。これが高収益のポイントだろう。
・万科集団は、邱さんも「中国で不動産投資をするなら、万科の株を買いなさい」とおっしゃっていた中国No.1の不動産業者。ここと付き合えることはありがたい。ただ逆に言うと中国の不動産市場と会社の浮沈が連動しているということでもある。

Step3:株価の確認
予想PER12.2で、割安

「オンデマンド(多品種少量)生産」と「早めの中国進出」が功を奏して成長していますが、中国市場がおかしくなると売上減→固定費が重く大幅減益という流れになりそうです。中国はおかしくなるとしたら不動産からですから、中長期的な保有は難しいと思いますし、万科の業績を見て手放すというスタンスは一つの考え方だと思います。