企業分析:6027弁護士ドットコム(2.5)

コロ助さん、大変お待たせしました。

それでは6027弁護士ドットコムです。よろしくお願いします。

■結論
絵に描いたようなWebプラットフォーム型ビジネスモデルで高収益・高成長を遂げる。ここまで+50%レベルの成長が続けてきたが、弁護士の人数から考えるとそろそろ成長鈍化が見えてくる。
次の成長を期待するクラウドサインは「弁護士のお墨付き」と「使いやすさ」で電子認証市場の先頭を走るが、参入障壁は低めで、業績に影響を与えるのも2〜3年後になりそう。
PER40程度であれば購入も考えらえる企業だが、PER100を担保するのは厳しい。評価は2.5。


■基礎情報

GMOクリック証券の分析を使います。 



plv_6027_5



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売上


・その他IR資料など

■ポイント

Step1:業績の確認

・売上成長は+50%レベルで日本屈指の成長率。営業利益率は20%超で申し分なし。 

・B/Sはキャッシュが溢れている。


Step2:事業の確認、ビジネスモデルは?

・弁護士ドットコムという法律相談者と弁護士をつなぐサイト運営を主力とする。

・絵に描いたようなWebプラットフォーム型ビジネスモデル(決算書を見ないでも高収益とわかるほど)

・売上の主力は「弁護士マーケティング支援サービス」で全体の2/3を占める。約3,500人の弁護士からの3万円程度/月の会費収入。

Step3:株価の確認

予想PER99.6で、極めて高い

■コロ助さんへの質問

①今後の成長イメージについてどのように考えていますか
②会社の強み・弱みについてどう考えていますか。
③その他聞きたいことがあればどうぞ

『企業分析:6027弁護士ドットコム(2.5)』へのコメント

  1. 名前:コロ助 投稿日:2017/12/13(水) 20:11:44 ID:527ea6926 返信

    ①今後の成長イメージについてどのように考えていますか
    今後も売上が30~40%程度の成長が続いていくと思います。さらに今成長投資しているクラウドサインの売上が来年度くらいから本格的にプラスされるはずなので、どこかの時点で40%を大幅に上回る決算が見られると予想しています。
    弁護士プラットフォームは弁護士の数が限られるのでいずれ頭打ちになるでしょうが、クラウドサインに関する印紙税市場は年間約1兆円、クラウドサインペイメントに関する国内の法人決済市場は約920兆円の巨大市場らしいです。クラウドサインでトップシェアを独占できれば高成長が長期的に続くだろうと期待できます。
    PERが約100倍と高いのですが、上場当時は300倍となった時もあります。中小小型株は利益のブレが大きく、あまりPERはあてにならない指標だと感じています。以前アイスタイルは利益のほとんどを成長投資につぎ込みPERは無意味となりましたが、その後見事に利益倍増し株価も急騰したことはご存知かと思います。チャート的には底をつけており、成長が続く限り、PERは高いまま株価は上がっていくと考えています。
    グレイステクノロジーの議論を拝見して、すぽさんの高PER銘柄に対する考えは大体想像つきますので、評価はあまり期待はしていませんが、「新事業がなんだかうまく行っちゃっています」という弁護士ドットコムは中長期的に面白いと思っていただけると幸いです

  2. 名前:コロ助 投稿日:2017/12/13(水) 20:14:29 ID:527ea6926 返信

    ②会社の強み・弱みについてどう考えていますか。
    クラウドサインは電子契約システムで別に弁護士ドットコムでなくても参入はできます。海外ではドキュサイン、国内でもいくつか電子契約システムのライバルはいます。しかし、いくら電子契約で印紙税が必要がないとか、クラウドサービスで便利になるといっても相当の実績か信頼性がないとこのシステムを採用することはないでしょう。そういったなかで、クラウドサインは弁護士ドットコムの事業であり、弁護士がバックにいるという安心感があります。また、会長が自民党の参議院議員であるため印紙税といったあいまいな税制についても後から面倒なことにならないように動いてくれるという強みがあります。一旦トップシェアをとれば、ますますクラウドサインが選ばれるという好循環が生まれるでしょう。
    会社の弱みとしては、会長が自民党の参議院議員であるため、なにか問題があれば株価にも影響するという点。それと、最近弁護士ドットコムニュースがやたらリアルタイム検索で引っかかるのですが、以前あったDeNAの医療記事炎上のように不適切な記事が炎上するとリスクだと思っています。

  3. 名前:コロ助 投稿日:2017/12/13(水) 20:16:42 ID:527ea6926 返信

    ③その他聞きたいことがあればどうぞ
    調べても電子契約システムのシェアランキングがわからなかったのですが、私のイメージとしては日本でのクラウドサインのシェアはすでにトップなのではないかと期待しているのですが…
    ドキュサインはあまり積極的にPRしてないので、日本でどのくらいのシェアがあるかわかりません。
    どなたかわかる方がいればご教示ください。

  4. 名前:すぽ 投稿日:2017/12/14(木) 00:57:32 ID:589fc6ab0 返信

    コロ助さん、ありがとうございます。
    ①②について
    この企業を見て私が一番印象に残ったのは「弁護士からの月3万円の会費収入」というところです。
    プラットフォーム型ではどちらかからお金をもらう事になるわけですが、主力は「弁護士側」だったという事で、中々の金額です。ここがこの企業の収益の柱である一方で、これを上回るビジネスを作るのは簡単ではないだろうなぁなんてことを感じながら全体を眺めました。
    まず現在の主力事業(弁護士ドットコム)ですが、弁護士は日本に約35,000人とのことで既に4割程度の弁護士が登録している状態です。有料会員率が大きく変わるとは思えませんのでここから2倍が限界ではないでしょうか。
    次に期待されるクラウドサイン事業ですが、現時点では累計10万件の締結件数とのことですので、10万件×50円=500万円の売上です。これに有料会員が仮に10%だとすると1000社×1万円×12ヶ月=1.2億円の売上です。まだ主力できるかは未知数という印象です。
    またPERの解釈は楽観的ではないでしょうか。営業利益率が低い投資時期としてのPERならわかりますが、既に営業利益率は20%を超えておりその水準に対してのPER100です。素直に「通常(PER20)の5倍高い」と見るべきだと思います。
    これらを踏まえると、良い会社ではあるもののやはり「高い」なぁと思っています。
    ③について
    こちらは私もあまり情報を見つけられませんでした。
    GMOが提供する agree ぐらいが競合でしょうか。どなたか情報をいただけると嬉しいですね。
    https://www.gmo-agree.com/about/
    ここまでいかがでしょうか。

  5. 名前:ほいほい丸 投稿日:2017/12/14(木) 21:16:47 ID:fe5dbcdf0 返信

    初めまして、ほいほい丸と申します。
    ③について
    電子契約システムのシェアランキングは調べても分からなかったですが、競合他社はドキュサイン、GMOのAgreeだと思います。
    以前、IRに競合他社の動向を確認した際、ドキュサインは日本での展開が海外と違い、ハンコ文化に苦戦している。
    ※ドキュサインはシャチハタとの業務提携をしています。
    GMOのAgreeの導入企業は多くても数百前後(2017/2月前後)と言っていました。
    月日が経っている点等から信憑性が微妙ですが、、、。
    個人的にはトップシェアだと思います。
    ①利便性が非常に高い。
    サイボウズ・BOX・Salesforceサービス提携、不動産領域における連携、対応言語の多様化と大きな強みがある。
    ②大手企業の導入。
    野村證券、クレディセゾン等が導入。
    まだ、続きます。

  6. 名前:ほいほい丸 投稿日:2017/12/14(木) 21:48:15 ID:fe5dbcdf0 返信

    ③拡大速度
    IR情報だと大体、3か月で1000社導入のアナウンスが2か月で1000社、1か月で1000社と導入企業数の拡大の速度上がっています。
    これらのことを踏まえてトップシェアだと考えております。
    今は導入してもらうことが重要であり、一度、シェアを取ってしまえば相手企業との兼ね合いが発生して競合他社への乗り換えは非常に難しくなると思います。
    6/16に電子委任状案の施行、IT重説も追い風になっている点や導入企業数の増加に伴い、使用料の価格を上げてしまえば、収益率が今以上に向上すると考えています。
    クラウドサインは認知・普及が非常に重要であり、現状は種蒔き段階で収穫までの道のりは長いと思います。
    本格的に利益に繋がるのは3年後くらいだと予想しています。

  7. 名前:コロ助 投稿日:2017/12/15(金) 19:53:56 ID:7b94b9584 返信

    すぽさん
    概ね予想通りのご回答で安心しました。
    成長、ビジネスモデルは良いが、割安とは思わないということですね。
    私が最初に弁護士ドットコムが気になって購入したのが、株価800円代でした。
    その時は株価が下げ基調で割安だと判断して購入しました。
    その後2000円近くまで上昇し、現在1400円代まで調整しています。
    私はその後、株価調整中に買い増ししたので、少し買い単価が上がりましたが、中長期ではまだ株価は上昇すると思って保有中です。
    もし今、弁護士ドットコムを知ったとしたら割高だと思って躊躇したと思います。
    続きます。

  8. 名前:コロ助 投稿日:2017/12/15(金) 19:55:00 ID:7b94b9584 返信

    それから、ご指摘の通りクラウドサインは現在、販路拡大中で売上にはほとんど寄与していません。
    しかし、少しづつマネタイズする方向に向かいつつありますので、今後は売上に寄与すると思っています。
    私がクラウドサインに期待しているのは、印紙税という時代遅れの税金をターゲットにした事業だからです。
    国の印紙税収入は年間約1兆円もあるそうです。
    この印紙税、紙の契約書で高額な印紙を貼る必要がある場合、電子契約では印紙は不要になるとのこと。
    しかし、この根拠は国会答弁書のようでかなり曖昧ゆえに弁護士と名の付く弁護士ドットコムを選ぶ理由の一つとなっています。
    企業は以前から印紙税を支払っています。ゆえに私は、クラウドサインは印紙税分をクラウドサインの費用に移行しやすい節税ビジネスだと考えています。
    節税ビジネスで思い浮かぶのはFPGですが、税制改正リスクがあるものの高収益を得ています。
    FPGの場合、税制改正リスクが高いですが、印紙税のほうはむしろ規制緩和というか国も電子化を進める方向で動いています。
    よって、クラウドサインがトップシェアを獲得すれば、印紙税という莫大な市場から利益を得られるのではないかと考えています。
    現在高PERなのは、この期待感なんだろうと思いますが、結果が出るのはまだ先のようです。
    弁護士ドットコムは主力ビジネスも好調のようで、中長期であれば買値まで戻ることはないと願っています。
    ビットコインのように1年で10倍は無理ですが、中長期で10倍となったらいいなあとは思います。
    株主優待だしてくれれば、リログループ(私の唯一の10倍株)のようにずっと保有していられるんですが(IRの方が見たらご検討ください)

  9. 名前:コロ助 投稿日:2017/12/15(金) 19:55:42 ID:7b94b9584 返信

    ほいほい丸さん
    情報ありがとうございます。
    やはりまだ、市場は形成中ということなんでしょうね。
    私もGMOのAgreeは知ってました。
    その他、アドビサインとかサインナップワンとかセコムあんしんエコ文書サービスなんてのもでてきます。
    しかし、私がもし顧客だったとしたらクラウドサインを選ぶかなあと思います。

  10. 名前:チュウペット 投稿日:2017/12/17(日) 09:01:27 ID:d18aa5cc3 返信

    チュウペットと申します。
    いつも議論を楽しみに拝見させていただいています。
    クラウドサインは自社で使用していますので、僭越ながら
    使い勝手と私見を述べさせていただきます。
    ■使い勝手
    ・簡単すぎて不安に感じる程(汗)、スイスイと契約締結できます。
    ・その為、秘密保持契約(NDA)や、反社排除条項などの常識的な契約は違和感が無いのですが
     込み入った契約については心理的な締結ハードルが高く感じます。
    ・導入メリットのポイントの一つに不動産取引等の「印紙税」が挙げられますが、
     地場の不動産屋レベルが積極導入するかには懸念を感じます。
     (大手不動産業者は導入メリット優先で適応してきそうですが)
    ・取引先の弁護士事務所(二社)は、既に先方からクラウドサインでの契約書締結依頼がありました。
     弁護士ドットコム繋がりなのか、抵抗感が少ないのかもしれませんね。
    ■私見
    ・企業間取引には正直なところ、まだ心理的ハードルは感じますが、
     従業員に対してのNDA、労働条件通知書発行については非常に使い勝手が良いです。
    ・自社は3000名クラスのサービス業であり、各店舗で日常的に入退社があるため、
     紙での書類管理は人工も含めてコスト効率が悪いです。
     クラウドサインは簡単な締結・法的な証明力・管理コスト削減とメリット大ですので、
     従業員との締結という意味では、非常に有望かと思いました。
    突然の投稿で不躾かとも懸念しましたが」
    ご参考になればと思い、投稿させていただきました。

  11. 名前:すぽ 投稿日:2017/12/18(月) 20:47:08 ID:589fc6ab0 返信

    コロ助さん、みなさん、ありがとうございます。
    >チュウペットさん
    議論への参加はウェルカムですので、どんどん参加ください。
    さて、割高の話を置いておくと、皆さんの見方と差はなさそうですね。
    クラウドサインは「受け手側の本人確認」をどうやるのかが気になっていたのですが「電子メールの受信者なので本人」という考え方のようですね。この辺の割り切りも弁護士のノウハウが活きていますね。
    電子契約市場は新規参入はそれほど難しくないと思いますが、
    ・弁護士のお墨付き
    ・使い勝手の良さ
    という点が強みになり、トップシェアで駆け抜ける可能性は十分にあると思います。ただ業績貢献については皆さんのおっしゃるように3年後ぐらいで見るの良さそうでしょうね。
    他に気になる点はありますか?

  12. 名前:コロ助 投稿日:2017/12/20(水) 19:32:00 ID:b37b6247b 返信

    すぽさん
    他の方からもう少し批判的なコメントがあるかと思っていたのですが、出てきませんでした。
    私としてもクラウドサインがトップシェアを獲得できるか、まだ確証がもてませんが、
    あまり情報がでないのであれば、これ以上議論を深める材料はありません。
    グレイステクノロジーの議論から高PERの銘柄の評価は高くないとは想像つきますが、ご評価願います。
    ちなみに、グレイステクノロジーは議論時、PER80倍で割高ということでしたが、その後株価は一時1万円を超えPERは150倍程度まで上昇してますね。
    すぽさんの投資方針として、市場環境はあまり考慮しないとのことで、バブル的相場は評価が悩ましいところだと思います。
    私としては、割高以外は割と評価していただけたので満足しております。

  13. 名前:すぽ 投稿日:2017/12/21(木) 23:25:00 ID:589fc6ab0 返信

    コロ助さん、それでは評価を書いてみました。ご確認ください。
    否定のコメントがなかったようにあまり隙が見えない会社ですね。株価をおいておけば私としても十分購入対象になる企業です。
    私は勝つことよりも負けないことを重視していますので今から手を出すことは流石に考えられませんが、低い頃から持っていて高騰を楽しむというスタンスであれば悪くないと思います。

  14. 名前:コロ助 投稿日:2017/12/22(金) 19:17:46 ID:9c65cf3e9 返信

    すぽさん 
    評価確認致しました。
    割安の観点から見れば仕方のない評価だと思います。
    しかし、割安の観点以外はよかったので、気長に持ち続けようと思います。
    ありがとうございました。

  15. 名前:投資家の端くれ 投稿日:2017/12/29(金) 18:02:47 ID:f9662efcc 返信

    規制緩和として電子化を進める以上、国が印紙税収入年間約1兆円をみすみす手放すと思えません。何かしらの方策で国は電子契約に課税すると思います。ですので税制改正リスクはFPGよりクラウドサインの方が高いように思います。

  16. 名前:すぽ 投稿日:2017/12/30(土) 15:55:03 ID:589fc6ab0 返信

    投資家の端くれさん、ありがとうございます。
    税制リスクについては議論していませんでしたね。仰るように財務省が印紙税を簡単に手放すとは思えませんので、何らかの制度は入れてきそうですね。クラウドサインも節税を全面に出していないのはそのあたりの機微を捉えているのだと思います。
    ただ、契約の電子化は節税効果が無かったとしても進むものだと思っています。「紙で、ハンコで、2部保管」は、今後も続くような形態には思えません。普通にストック的にユーザーが積み上がるのではないでしょうか。
    FPGほどのリスクとは捉えなくてもよいと思っています。

  17. 名前:yuki 投稿日:2018/03/01(木) 14:31:28 ID:2c0dd24b4 返信

    先日すぽさんのインタビューを読みましてこちらのブログに辿り着きました。他の投資ブログでは見かけないスタイルでやってらっしゃるので大変興味深く読んでおります。
    さてクラウドサインの使い勝手について私自身クライアントや外注さまとの契約にここ2年ほど使ってきた経験からポストさせて頂きます。
    ○クラウドサインの使い勝手
    – ユーザー動線
    1. アカウント登録
    2. 送付先を登録
    3. 契約書作成
    4. 必要に応じて自分の署名、条件の記載
    5. 契約書送付
    この流れは非常にわかりやすく、何一つ躓くところはありません。ユーザー動線◎です。
    – 細かな使い勝手
    1. 上記4にてテキストボックスの配置がやりづらい たまに入力できなくなる
    2. 上記3にて、自分が用意した契約書をULするかサイトにいくつかあるテンプレートを使って契約書を作成します。NDAなど一般的なものについてはテンプレートを使えばいいのですが業務委託契約など案件によって広く細かく条件の違うものはテンプレートで対応しきれないときがあります(自由入力欄におさめることもできますが笑)
    サイト上で一から契約書を作成することはできないようです。改ざん対策だったりするのかなと思いますが、作成完了した契約書のハッシュを取って改ざんチェックすればいいだけだと思うので、何故一から作成できないか謎です。
    3. 過去に使った契約書を新たに使おうとすると一応送付は出来るものの、送付された側からは契約書を読めません(文字化けだったり入力欄がなかったり)
    このように細かいところのUXを少なくともこの二年は改善していないため、このあたりを改善した、UX重視の競合が出てくるとクラウドサインあやうしかもしれません。実際に私もリモートワーカーの業務管理に契約や請求機能をつけたものを開発中です笑

  18. 名前:すぽ 投稿日:2018/03/02(金) 19:06:46 ID:589fc6ab0 返信

    yukiさん、ありがとうございます。
    情報ありがとうございます。今後も気楽に書き込んでくださいね。
    クラウドサインはよいUXだと思いますが、その割に改善が遅いのはやや不思議ですね。
    IRに聞いてみると意外と面白い情報が聞けるのかもしれませんね。
    ・次世代システムを検討してる
    ・外注のため安易に仕様変更ができない
    ・黒字化を目指すためシステム投資を抑えている
    などが、回答例でしょうか。