山崎元さんを含め、多くの聡明な投資家がインデックス投資を推奨しています。
いわゆる
「モダンポートフォリオ理論にもとづき期待収益の中でのリスクを最小化する」
「コストを最小化するためにインデックスファンドを選ぶ」
というものです。
皆さんの主張はよくわかりますし多くのアクティブ投信がインデックス投信には劣後しているという事実も否定しません。
でも、私はこのインデックス投資を選択するつもりはなくインデックス投資と戦う気概で株式投資をしています。

私の拠り所にしているのは「株価は中長期的には企業の業績(利益)に連動する」という原則です。100の利益を生み出す企業が1,000を生み出すようになれば株価は100から1,000になるという原則です。
これは株式の仕組みを考えるとごく当たり前のことです。例えば100万円を使って起業しその企業が900万円の利益を生み出せば、その利益はまるごと起業した人のものであり、解散しようが配当で全て吐き出そうが自由です。と考えればこの株の価値は1,000万円ぐらいだと言えます。(PBR視点)
また利回りで考えても同じです。年間100万円の利益を生み出す企業と1,000万円の利益を生み出す企業は10倍価値が違います。(PER視点)

翻ってインデックス投資は「銘柄の平均の企業」を購入する投資法です。これは毎年30%成長する企業があるのに関わらず、わざわざ5%しか成長しない並の企業を選んでいるようなものです
インデックス投資派としては「成長する企業は高価格になっているはずなのでどれを買っても同じなんだ。だからインデックス投信がアクティブ投信に勝つのだ。」という反論があるかもしれませんが、私はそう思いません。
確かに株価は3年ぐらい先の業績を織り込んでいると言われており、成長株は相対的に割高になりますが、5年10年20年の成長を織り込んでいるわけではありません。(そもそも無限の成長を織り込めるわけがありません)。また、ソニーの創業者とインデックス投資をしてきた人でパフォーマンスが違うのは誰が見ても分かることですし、バフェットさんが空想の人というわけでも無いでしょう。

割安で優秀な企業は確実に存在しています。それを見つけるためには、高度な数学が必要なわけでもなく、シンプルな四則演算だけで十分です。
割安・成長・ビジネスモデル。この3つがある企業を選び続ければ、平均的な企業のポートフォリオになりようがない。そう信じて株式投資を続けていきます。