ビットリージョンという新たな金融詐欺のようなものを見つけました。ビットコインを預ける(寄付する)と、1日1%の利息のようなものが貰える上に寄付したビットコインもいつでも引き出せるというものだそうです。
この仕組みは必ず破綻しますので、決して手を出さないようにしましょう。
増える仕組みを備えていない
破綻すると言い切れる理由はシンプルです。参加者に対しては「増える」と謳っているのに関わらず、スキーム全体に「増える」仕組みが欠落しているからです。
「世の中で持っていると増えるものは、お金と株と土地だけ」だと過去に書きましたが、この3つには増える仕組みをが内蔵されています。しかしこのビットリージョンにはその仕組みがありません。

 
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砂時計に上から砂金を入れるゲーム
1日1%、下の穴から砂が落ちる仕組みになっている砂時計があるとします。Aさんがまず100万円分の砂金を入れると、次の日には1万円分の砂金が下から落ちてきます。器には99万円分しか残っておらず、いつでも戻ってくると言っていた100万円はもう戻ってきません。そしてこのままだと100日後に破綻が発覚します。
10日後、新たなBさんが100万円分を器に追加します。すると器には190万円がたまり次の日から2万円ずつ穴から落ちることになります。破綻は90日後→95日後に伸びました。
ビットリージョンとは要するにこれだけのゲームです。砂金が落ちるペース(1日1%)を上回って砂金を上からを投入しないと(新規参加者を増やさないと)破綻します。

運営者のスタンスとして考えられること
このゲームをつくった人の狙いはお金を搾取することです。搾取する方法は大きくは2つあり ②の可能性も否定できません。
 
①手数料とマルチで稼ぐ
②持ち逃げする

追記(青字):コメント欄から「ビットリージョンの運営者はお金を預かっていない」という指摘がありました。その通りなので上記②は行いづらいと訂正します。

預かったお金を取り崩して配当と偽りながら出資を増やす詐欺をポンジスキームと言いますが、ビットリージョンは最初からそういう詐欺だと説明しているといういわば「公開ポンジスキーム」です。
この記事がなるべく検索上位になり被害者が少なくなることを祈っています。