パーク24株主総会メモ

パーク24の株主総会に行ってきました。西川社長は体調不良で、壇上にはいらっしゃいましたが議長や基本の受け答えは佐々木専務(経営企画担当)が中心に行っていました。
個人的な感想などを中心にメモ代わりにポイントだけまとめておきます。

全体の感想
株主総会に参加した感想は「思っていた通りのオトナな会社」でした。株価は安くないですがビジネス・経営は盤石ですね。

①来期予想について
純利益予想の弱さが株価下落の要因になりましたが、図の通り社屋移転・CI変更等による一時要因によるもので、他社でありがちな「言い訳」ではなさそうです。実力のEPSは19年計画値より高めでみて良さそうです。

2019計画

②海外駐車場事業について
買収前の旧経営陣からパーク24経営陣にシフトするフェーズ。地道な収益力改善施策を積み重ねていくのが基本でのれん分を大きく上回るような利益を生み出すまでは数年かかる見込みとのこと。

③カーシェア・カーレンタルについて
カーシェアが特に好調で利益貢献も大きくなっています。二つのビジネスを統合して「タイムズカー」という新しいカテゴリーをつくっていくとのこと。他社がマネできないとても良い施策ですね。
2019計画3

④B-Timesについて
来期は30,000箇所(倍増)を計画。まずは「使いたくなるようなレベルの駐車場数」を目指しているフェーズで収益化はその次。B-Timesは通常の駐車場事業と補完関係にあるビジネスだと思っており、ユーザーからは「予約ニーズ」、駐車場オーナーからは「土日だけ貸したい」といったニーズを埋めることができる。自社の営業部隊(450人)の力で通常の駐車場開拓とあわせて増やしていく。

以上、ご参考になれば。