企業分析:2388ウェッジHD(4.5)

アイルさん

代理での参加ありがとうございます。それでは2328ウェッジHDです。よろしくお願いします。

■結論
「経済の毛細血管」を発明し、これまで与信できていなかった新興国(の田舎)での貸付を通じて急成長の扉を開く。
ビジネスモデル面ではPOS、スマホ、現地確認というユニークな仕組みによって、軽くて早い上に真似しづらい組織体制を生み出す。
成長面では2017年度中に20カ国へ進出するという想像を超えるスピード感で成長を狙う。成長を担保できる軽い組織体制に加えてインドネシアの黒字化など成功例も生まれており、計画通り(2018年度に利益20倍)とは言わなくても計画の半分程度は十分想定できる。
増資リスクは考えられるが、これだけの急成長が実現するなら大きな問題にはならない。昭和ゴム労働組合との対立などもあり、清廉潔白な経営とまでは言えないものの昭和ゴムの地道な立て直しなど誠実な姿勢は評価できる。評価は4.0に近い4.5


■基礎情報

GMOクリック証券の分析を使います。

事業説明会動画(動画は必見です)
・その他IR資料など

■ポイント

Step1:業績の確認
・売上利益ともに急上昇中。2016は営業利益率が30%レベルまで向上。
・資本関係はやや複雑。5103昭和HDが親会社(63%保有)。

Step2:事業の確認、ビジネスモデルは?

・様々な事業を手掛けるが、デジタルファイナンスと呼ぶ新興国(アジア)でのファイナンス事業がヒットし急成長中。
・一般の金融機関の対象とならないような人達への貸し出しを行う。小さな窓口、スマホ活用、現場確認による与信など、対象顧客にフィットさせたユニークな体制が大きな参入障壁になっている。
・対象国の拡大、大手ディーラーとの提携などによって急成長が期待される
・経営者(此下竜矢さん)の優秀さに驚く一方で、過去には投資家とのトラブルや証券取引監視委員会から共同経営者の兄が詐欺の疑いをかけられる(結局無罪になった模様)など不安が残る面がある。(闇株新聞など)

Step3:株価の確認

来期利益予想がないため参考として実績ベースでPERを算出
28年9月期ベース PER62.6
27年9月期ベース PER30.9

■アイルさんへの質問
①今後の成長(売上・利益)のイメージはどれぐらいですか
②この企業の強み・弱みをどう考えますか

③その他、聞きたいことがあればどうぞ

『企業分析:2388ウェッジHD(4.5)』へのコメント

  1. 名前:アイル 投稿日:2017/01/08(日) 16:56:36 ID:59b09b67d 返信

    議論を開始していただきありがとうございます。
    その前に、POS(ポイント・オブ・セールス)とは、銀行の支店のようなもので、カンボジアやラオスの田舎中心に張り巡らせています。ホンダバイクの販売店の一角を借りて、机の椅子数脚、ノートパソコン、スマホ、社員2~3人という軽装備な支店です。
    全土にPOS網を張り巡らせて、与信管理などは本社で集中管理しているのが特徴です。
    このビジネスモデルをデジタルファイナンスと呼んでいます。
    なので文中の
     POSと呼ぶ新興国(アジア)でのファイナンス事業が~
    という部分は下記の表現の方が正しいと思います。
     デジタルファイナンスと呼ぶ新興国(アジア)でのマイクロファイナンス事業が~
    本題ですが、ウェッジの業績の大部分は、子会社であるタイの上場企業グループリースのマイクロファイナンス事業が占めています。
    以下GLと略します。
    GLの業績を期末の為替レートで日本円換算して、少数株主持分を控除し、のれんの償却などタイと日本の会計基準の差を調整したものがウェッジの業績になります。
    2016年の純利益は一時的な円高の影響を受けて減益となりました。
    為替の変動などは本質的な価値とは異なる変動要因だと思いますので、以下は利益の源泉であるGLについて私の考えを書きたいと思います。
    まずは12月27日に開催された事業説明会の動画を、質疑応答も含めて見ることをお薦めします。
    http://www.wedge-hd.com/IR/topics/2017/p20170106.html

  2. 名前:アイル 投稿日:2017/01/08(日) 16:57:30 ID:59b09b67d 返信

    一気に書いたら、800文字制限に引っかかりましたw
    ①今後の成長(売上・利益)のイメージはどれぐらいですか
    先日のウェッジ株主総会で此下社長は、2017年のGLの純利益は2016年見込み(10億バーツ、約30億円)の2倍にはなる、2018年はさらに2倍以上になると述べています。
    私のブログに掲載しているGLの四半期ごとの業績推移を見て頂くと、カンボジアでの事業展開が本格化した2015年から業績の伸びが一変しています。
    http://7oku.seesaa.net/article/444146563.html
    デジタルファイナンスと呼ぶ新たなビジネスモデルが、東南アジアの田舎に合ったマイクロファイナンスモデルであり、GLの成長段階が一段上がったと思います。
    ラオスでの展開も今年2年目を迎えてフルオペレーションに入り、今後業績の伸びが期待できます。
    昨年7月からは東南アジア最大のインドネシアでもJトラストと合弁で事業展開を開始し、最初の四半期で黒字を計上するなど、計画以上に順調に推移しています。
    さらにスリランカの上場ファイナンス会社CCFの30%弱を取得し、今期から持ち分利益を計上します。
    ミャンマーのマイクロファイナンス会社も買収し、今期からミャンマーでもデジタルファイナンスモデルを展開します。
    カンボジアでの成功を水平展開していくことで、成長の確度は上がったと思うので、利益倍増は十分に達成可能と判断しています。

  3. 名前:アイル 投稿日:2017/01/08(日) 16:59:05 ID:59b09b67d 返信

    ②この企業の強み・弱みをどう考えますか
    この企業の強みは、経営陣自ら東南アジアの現地に溶け込んでビジネス展開を行っていることだと思います。
    お金を借りて投資することで生活を向上させたい、でも銀行口座も持っていなくて、収入証明もなく、普通のファイナンス会社では貸付け対象とならないような人に対し、人物本位の審査をすることで与信枠を設定し、融資をしています。
    需要がない、あるいは需要が小さすぎて他社が参入しないような東南アジアの田舎で、効率的なマイクロファイナンス事業を確立したことが最大の強みで、今後アジア以外にもアフリカや東ヨーロッパなどに展開していくとアナウンスされています。
    資金需要はあるものの、親・親戚など以外からは借りるすべがないような人はたくさんいるので、まだ成長が始まったばかりだと考えています。
    GLの実質的な経営者はお兄さんの此下益司氏ですが、日本人らしくない(笑)経営者だと思っています。ミャンマーでも現地の有力者とコネクションを築いてしまうなど、経営センスが素晴らしいと思います。
    弱みについてはあまり思い付かないんですが、一般的に弱みと言われるような点を挙げてみます。
    (1)競合他社が同じようなBMで参入してこないか?
    カンボジアでは競合他社が地方部にも進出してきたそうですが、貸し出しは簡単に伸びますが回収に苦労して不良債権の山となり、撤退していったそうです。GLモデルは融資の申込者の自宅まで訪問して、人となりをしっかり調べて融資可能か判断するので、非効率でとても手間がかかりますが、不良債権比率を低く抑えることができます。
    田舎の村や町の1カ所の需要はとても小さいですし、そういった村々を回って調査するのはとても非効率なので、ネットワークを張り巡らせた先行優位は当分続くと思います。

  4. 名前:アイル 投稿日:2017/01/08(日) 16:59:30 ID:59b09b67d 返信

    (2)リーマンショックの様な危機が起こったら危ないのではないか?
    危機が起こった場合、まずは東南アジアでも都市部に影響が出て、徐々に影響が薄まりながら田舎にも波及してくるのではないかと思います。
    危機が起きても衣食住は必要なので、実業に基づいた融資は比較的影響が小さいと思います。不良債権比率は上がると思いますが、都市部のファイナンス会社の方が影響がより大きいと思います。
    さらにGLは株主資本比率が50%近くあり、ファイナンス会社とは思えない様な好財務体質です。
    経営者のイケイケ感が強調されますが、実際の事業展開は本当に慎重で、無駄な資産は極力持たないようにしています。
    大きな危機が発生した場合、競合他社の方が致命的なダメージを受ける可能性が高いので、そういった会社を安くM&Aすることで、危機後の成長性を高められる会社だと思っています。
    (3)事業展開スピードが速すぎるのではないか?
    この部分は少し心配です。
    先日発表されたリリースでも、2017年は現状の7ヵ国での事業展開から、一気に20ヵ国に広げると発表しています。
    http://www.wedge-hd.com/cms_v2/assets/files/NEWS/2017/p20170105.pdf
    まずはインドネシアやミャンマーでの事業をしっかり成長させてから、次の進出先に取り組んでほしいと思いますが、目の前にチャンスがあるならみすみす逃すのはもったいないと考えているようです。
    今後他国でのM&Aが増えるのだろうと思いますが、スリランカのCCFへの出資では、CCFの優秀な経営陣と新たなマイクロファイナンスモデルを手に入れることができたので、同様に各国の優秀な経営陣と手を組むことができるのであれば、事業展開スピードを加速させても大丈夫なのかな?と思います。

  5. 名前:アイル 投稿日:2017/01/08(日) 20:07:50 ID:59b09b67d 返信

    (4)過去の訴訟などのトラブルについて
    APFに投資していたわけでもないですし、勧誘されたこともないので実態はよく分かりません。
    APFはウェッジの親会社の、昭和ホールディングスの親会社になります。なのでウェッジの実質的な親会社はAPF(アジア・パートナーシップ・ファンド)になります。
    APF、昭和、ウェッジ、グループリースとも経営者はほぼ同じで、一心同体と考えています。
    証券取引等監視委員会からの課徴金納付命令については、昨年9月の審判も傍聴しましたが、証券取引等監視委員会の主張にはかなり無理があると感じました。
    問題となったゼボラリゾートは実際に持分法適用会社になっており、額は小さいですが業績にも寄与しています。一連の発表で株価は上がっていますが、これを仕掛けたのが此下益司氏だという証拠は何もないですし、実際APFや昭和ホールディングスがウェッジ株を売り抜けた訳でもないので、なぜこんな事で課徴金納付命令を出したのか理解に苦しみます。
    発表を材料に誰かが株価の吊り上げを図ったんでしょうが、それを会社ぐるみの株価操縦だ!と決めつけるのは無理があります。
    昨今のIR職人と言われるようなフィンテック、IoT、ロボット、AIなど人気のテーマに関連した、実態のほとんどない適時開示を出す会社の方が悪質だと思います。
    ツイッターの証券アオリストも同罪ですが(笑)
    APFが2010年頃に資金繰りが苦しくなって解約に応じられなくなったのは、リーマンショックの影響だろうと思います。
    当時は大手のヘッジファンドやファンドでも大きな損失を出して、解約停止に追い込まれたり破綻していたので、APFも資金繰りが苦しくなるのはやむを得ないんじゃないかとも感じます。
    この辺りは当事者でもないですし詳細は分からないので、リスク要因の一つとしてこの程度にしておきます。

  6. 名前:アイル 投稿日:2017/01/08(日) 20:08:18 ID:59b09b67d 返信

    続きです。
    闇株新聞の記事を引用する人が多いですが、現時点では私はかなり悪意がある記事だと感じています。
    昭和ホールディングスの増資を架空増資と言っていますが、昭和から引き出した資金でウェッジの増資を引受け、その増資資金でウェッジはグループリースの株式を取得しています。そして昭和から引き出したお金はウェッジの株式で現物返済しています。
    資金の流れが分かりにくいですが、実質的にはAPFが保有していたタイ市場に上場しているグループリース株を、昭和ホールディングスに売却したという形になります。
    グループリース株が全く価値のないものであれば詐欺に当たるかもしれませんが、当時も利益を計上していた上場企業株なので詐欺や架空増資には当たりませんし、現状では一番大きな成長エンジンになっています。

  7. 名前:もりやま 投稿日:2017/01/08(日) 21:35:28 ID:9e325f265 返信

    はじめまして。もりやまと申します。
    最近、ウェッジに投資し始めたものです。
    アイルさんがおっしゃっているように、大変有望な投資先だとは思うのですが、
    先の決算で売上高があまり伸びていないことが気になっています。
    説明会の動画の中では、不良債権率を抑えることを主眼に保守的に事業展開を行っている
    といった説明には、一定の説得力はあるものの、8,685▶9,294(7%)というのは、
    カンボジアなども業績に加味されている現状をみると少し小さすぎるような気がしています。
    この点についてはどうお考えでしょうか?

  8. 名前:アイル 投稿日:2017/01/08(日) 22:16:35 ID:59b09b67d 返信

    もりやまさん、こんにちは!
    ウェッジの業績はGLの業績を円換算するので、為替の影響を受けます。
    為替は変動するので、元となるGLの業績が重要だと思います。
    GLとウェッジの決算は3ヵ月ズレているので、ウェッジの決算期に合わせて比較すると、18%増収になります。
     2014/10-2015/9 2,377百万バーツ
     2015/10-2016/9 2,377百万バーツ
    国別の売上推移は下記のブログのグラフを見てほしいですが、タイ以外は伸びています。
    http://7oku.seesaa.net/article/444259710.html
    足元でカンボジアやラオスの売上の伸びが低下しているのは、雨期に雨が少なくて農機具などの出荷が落ち込んだり、農家の収入が減ったことで、与信管理を厳しくした影響です。
    雨期に雨が降らなかった影響はクボタのブースでも確認しましたし、実際農機具メーカーが業績を下方修正した主要因になっています。
    下記の記事に書いていますが、2016年は雨も降っており、干ばつの影響はなくなってきています。
    http://7oku.seesaa.net/article/445452202.html
    今後は売上も回復してくると考えています。
    最近の売上で顕著なのは、シンガポールから行っているSME融資が大きく伸びている事です。
    SME融資はホンダバイクのディーラーなどに行う融資です。店舗を大きくしたり、バイクの在庫を増やしたりするために運転資金を貸し付ける事業で、カンボジアではマイクロファイナンスと同程度の売上にまで成長しています。
    GLのビジネスモデルは、消費者向けのマイクロファイナンスにとどまらない所が魅力的です。ディーラーの店舗が大きくなれば、お客さんも増えてGLのリース販売も増加するという、非常にうまく考えられたビジネスになっていると思います。

  9. 名前:アイル 投稿日:2017/01/08(日) 22:22:52 ID:59b09b67d 返信

    GLのマイクロファイナンスビジネスは、不良債権が最大のコスト!と此下社長も言っています。
    経済状況が不透明になったら与信基準を厳しくして、不良債権の発生を未然に防止します。
    返済が滞りだしてから対応しても遅い!と説明会でも強調していました。

  10. 名前:ポロ 投稿日:2017/01/08(日) 22:25:36 ID:9ef750def 返信

    こんばんは。はじめまして、ポロと申します。
    アイルさんの投稿の補足という形になりますが、
    売上高があまり伸びていないのは、タイで不良債権比率を低下させるため厳格な与信管理をしていること、新規の進出国においては当初は様子見で展開していくこと、ウェッジベースで連結に取り込む際の円高、などが要因に思います。
    ウェッジの決算期(10月~翌年9月)に照らし合わせて、GLのP/Lを見ると、
    ■2016年→連結売上高 2,807,392千バーツ 連結純利益 931,960千バーツ 利益率 33.2%
    ■2015年→連結売上高 2,381,230千バーツ 連結純利益 483,733千バーツ 利益率 20.3%
    2016年度で、売上高は前年比17%増加、純利益は前年比92%増加となっています。
    デジタルファイナンスが新規進出国で本格稼働するに伴い、高収益になっていっていってるのがP/Lから読み取れるかと思います。

  11. 名前:アイル 投稿日:2017/01/08(日) 22:50:59 ID:59b09b67d 返信

    ポロさん、補足ありがとうございます。
    よく見たら、2016年の売上が間違ってましたね^_^;
    2015年の数値をコピペしたままで、修正してなかった。
    正しくは下記の通りです。
     2014/10-2015/9 2,377百万バーツ
     2015/10-2016/9 2,807百万バーツ
    私の集計表では、2014/10-2015/9の売上が、2,377,515千バーツになるんですが、どうしてポロさんの集計値と差が出てるんでしょうね?
    私の持っているデータでは下記の通りとなり、2016年の売上以外は微妙に差があります。
    ■2016年→連結売上高 2,807,392千バーツ 連結純利益 931,337千バーツ
    ■2015年→連結売上高 2,377,515千バーツ 連結純利益 485,346千バーツ

  12. 名前:アベル 投稿日:2017/01/08(日) 23:40:35 ID:385551b68 返信

    アベルと申します。
    私もカンボジアでの成功モデルの他国への横展開を期待して投資しております。
    ただ、アイルさんもお書きになったカンボジアのホンダの販売店において「一角を借りて、机の椅子数脚、ノートパソコン、スマホ、社員2~3人という軽装備な支店」というPOSのご説明はすごくイメージしやすいのですが、今後の成長を考えた場合、トゥルーマネー等の提携した大きなインフラを利用した展開がいまいちよくイメージできません。
    まずはトゥルーマネーとの関係をうまく深めていけるかがミソなんだろうなと思ってますが、
    トゥルーマネーの代理店は具体的にはどのようにしてGLに集客してくれるんでしょうか?
    (POSのように2~3人の社員を置くわけではなくその業務を代理店に任せるわけですよね?)
    代理店にとってどういうインセンティブがあるんでしょうか?
    そういう提携を行っている企業は他にあるんでしょうか?(いっぱい提携してる企業の中の1社にではなく独占的な提携なのか?)
    このような提携はとりあえずはカンボジアのみで、今後同社が展開しているインドネシア・ミャンマー等に展開していく、という理解でいいのでしょうか?
    以上、ご教示いただけましたら幸いです。

  13. 名前:ポロ 投稿日:2017/01/08(日) 23:53:45 ID:9ef750def 返信

    アイルさん、こんばんは。どうもです。
    GLの2月開示の通期本決算のP/Lには四半期ベース(3ヶ月分)の記載がなく通期フルのみの開示内容なので、通期分の下三桁は0として四半期ベースの単位千バーツのP/Lに合わせて合算し計算してました。その辺りズレかと思います、すみません。

  14. 名前:大膨張 投稿日:2017/01/09(月) 00:39:20 ID:fec9a5bcb 返信

    すぽさん、こんばんは。DAIBOUCHOUです。
    ウェッジを取り上げてくれて、嬉しいです。
    ウェッジの価値は、結局はタイ上場のGroup Lease(GL)の株価次第です。GLの割高な株価を是正する程、GLに価値があればウェッジは割安、逆なら割高と考えられます。とは言え、アイルさんが既に説明されているので、アイルさんが説明していないGLの競合他社への強みについて3点コメントしたいと思います。
    1. GL販売拠点のPOSは、既存のバイク販売店や農機販売店の一部に、テーブル、パソコン、スマホ、プリンタとかを設置するだけのシンプルなものです。最近のインドネシアでは、POS 1拠点300ドルで出来るそうです。簡素で素早く、低コストに拠点を増やせます。駄目な時の、移転、撤退も低コストでしょう。
    2. 日本のように個人信用情報が業界内で共有されていないので、融資と回収のデータの有無が非常に重要です。データを分析する事で、優良顧客や不良顧客の判断のコツを得て、新規に与信、融資をする時の精度を高める事が出来ます。株で言えば、四季報が無い世界で、自分ひとりだけ、四季報を持って株式投資をする位、有利に戦えそうです。また、親戚、近所の方など周囲の方の個人情報も確認して収集しているため、データ蓄積の結果、GLが進出した国民の多くの人間関係や収入等を含めた個人情報を得ることが出来て、そのデータ自体がその国での多種多様なビジネスをする上での競争力になります。
    (続き)

  15. 名前:大膨張 投稿日:2017/01/09(月) 00:39:44 ID:fec9a5bcb 返信

    (続き)
    3. GLのターゲットの発展途上国の田舎は、物流網が乏しく、住所の登記さえ不明瞭な地域です。GLは、田舎に数多くのPOS網を構築する結果、田舎に商品を売りたいメーカーの代理店となって販売する拠点にもなるかもしれません。例えば、顧客がGLのPOSで商品カタログを読んで、POSで商品を買い、POSに商品が届き、POSで代金を払うというような拠点に出来るかもしれません。日本で言えば、コンビニ受取でコンビニ決済するような感じです。ローン販売が売りなので、事業自体はジャパネットたかたというイメージでしょう。例えば、カンボジアでホンダのバイクをローンで購入した顧客データを持っているので、特にバイク関連商品は有利に販売できると思います。トゥルーマネー等、各国での提携での拠点増加も、この田舎通販事業を有利にすすめる事が出来ます。
    以上のように、デジタルファイナンス事業は毛細血管のように田舎に拠点をつくる切っ掛けと考えていて、拠点網が構築できた時に日本のコンビニが様々なビジネスを始めたような事業拡大が期待できる点がGLの長期的に面白い点だと思います。

  16. 名前:もりやま 投稿日:2017/01/09(月) 03:43:18 ID:bfae000e0 返信

    アイルさん
    国別の売上推移の説明、ありがとうございました。
    イメージしやすくとても参考になりました。
    もうひとつ気になっていることは、GLの時価総額で見た場合、
    ウェッジの持ち分を考えると、ウェッジの時価総額が低すぎることです。
    少し前に計算したところ、為替にもよりますが、
    GLの時価総額をもとにすると、ウェッジの株価は、
    現在の2.5倍くらいないといけない計算になりました。
    となると、GLが評価されすぎているか
    ウェッジが過小評価されすぎているか、
    のどちらかですが、どのようにお考えでしょうか?
    私は、GLのPER(現在104)は、一見高そうですが
    その成長性を鑑みると、こちらが妥当であり、
    むしろ、ウェッジの株価が過小評価されていると考えます。
    また、上記のギャップが2.5倍とあまりにも大きいのですが、
    そのようにギャップが生じている合理的な理由はあるとお考えでしょうか?

  17. 名前:ポロ 投稿日:2017/01/09(月) 05:46:56 ID:8a441f66b 返信

    上記の方の質問については、先日のウェッジの事業説明会の質疑応答で此下社長が回答されていますね。 
    ■GLと比べてウェッジの株価水準が低いのではないか?
    https://youtu.be/zlIf3BH9n-U
    タイは規則で業績予想が出せないため、予想PERではなく実績PERでのみの表現という形になりますね。
    GLの含み益や保有株式時価総額、実質純資産については、ウェッジ側で適宜プレスリリースを出していますけど、まだまだ日本市場において周知されていないのかなと個人的に思います。
    すぽ様の分析内容にある過去のトラブルなどでまだまだネガティブに捉えている投資家の方も少なからずいるとも思います。
    此下社長が回答されているように、いづれねじれの解消がくれば幸いです。

  18. 名前:マナフィ 投稿日:2017/01/09(月) 05:47:06 ID:ca01a4b33 返信

    はじめまして、マナフィと申します。
    アイルさんを質問責めにするのは可哀想ですが、質問します。
    インドネシアにおけるクボタの件です。
    クボタはインドネシアの売上が伸びてきたら自社でファイナンスを展開するとおっしゃられていますが、
    現実的に考えてGLのデジタルファイナンスネットワークと同等以上の販売網を構築し、GLの顧客層に対してファイナンスを行うことは可能だと考えますか?
    それともGLのデジタルファイナンスプラットフォームを継続して利用していくと思いますか?
    アイルの考えをご教示願います。

  19. 名前:マナフィ 投稿日:2017/01/09(月) 05:49:06 ID:ca01a4b33 返信

    ※18
    アイルさんを呼び捨てにしまてますが、脱字です。申し訳ありません。

  20. 名前:マナフィ 投稿日:2017/01/09(月) 06:34:17 ID:ca01a4b33 返信

    皆様が解説されているPOSの強みを補足させて頂きます。
    本社で一括して与信判断を行うため、POSのスタッフは与信判断を一切行いません。彼らは情報をスマホ、PCに打ち込むだけです。
    よって彼らに高度な教育、トレーニングは必要ではありません。2週間あればいい、とのことです。
    またPOSには一切現金がありません。
    他社さんでは従業員などによる盗難があるようですが、そのようなリスクを負わずに済みます。
    https://www.youtube.com/watch?v=P8q1ZExSMT8 参考

  21. 名前:アイル 投稿日:2017/01/09(月) 12:30:55 ID:fbd1464b4 返信

    多くの質問を頂きありがとうございます。
    この程度では全然足りないと思うので、もっと質問をお寄せください。
    私もリスク要因についても議論を深めていきたいと思っています。
    後ほど詳しく私の考えを書きたいと思いますが、簡単に回答してみます。
    アベルさんのトゥルーマネーからの集客方法については、先日の事業説明会動画で此下社長がプレゼンしているので、動画を見た方が分かりやすいと思います。
    雑貨店などのトゥルーマネーの代理店の店主のスマホにデジタルファイナンスのアプリをダウンロードして、バイクなどを買いたい顧客の情報を入力して送信してもらいます。
    その情報を元に、近くのGLのPOSから社員が与信の調査に行くという流れになります。
    代理店にとっては契約が成立すれば仲介手数料が入るでしょうし、月々の返済はトゥルーマネーのモバイルペイメントを利用して送金すると思うので、月々の取扱い金額が増えるというメリットがあると思います。
    GLからすると、潜在顧客との接点が大幅に増えますし、将来的には雑貨店向けの事業融資(お店をもっと大きくしたい、近代化したい、取扱商品や在庫を増やして事業を大きくしたいなど)も行えるので、3者にメリットのある提携だと思います。
    カンボジアの地方でバイクのローン販売をしているのは、実質的にGLがほぼ独占だと思うので、トゥルーマネーとの提携もバイクなどGL取扱商品については、実質的にほぼ独占状態ではないかと思います。
    カンボジアでの取り組みがうまく行けば、他国にも展開していくと思います。両社にメリットがあるのであれば、他国に展開しない理由がないと思います。
    書きだしたらかなり詳しく書いてしまいました(笑)

  22. 名前:アイル 投稿日:2017/01/09(月) 12:44:54 ID:fbd1464b4 返信

    もりやまさんの質問についてはポロさんが回答してくれていますし、株価の評価に関することなので、考え方は人それぞれなのではないかと思います。
    毎年100%以上の利益成長を続けそうな会社であれば、PEGレシオ1倍のPER100倍で評価されてもおかしくないという考え方もできますし、今期予想ベースのPERは48倍程度なので、私も現状のGLの時価総額が過大だとは思っていません。
    ウェッジや昭和の時価総額が小さいのは、ネガティブな情報が拡散されている影響や、知名度が低いこと、また時価総額が小さいために機関投資家の投資対象になりにくくて、本来の価値が株価に反映されていないことなどが要因ではないかと思います。
    掲示板でGLの含み益がウェッジの株価に反映されていないのはおかしい!という論調をよく見かけますが、私は含み益というよりGLの時価総額の元となっているGLの成長性がウェッジの時価総額に反映されていない、と捉えています。
    GLの株価は成長性を織り込んで3000億円程度の時価総額という評価がされています。
    一方で親会社であるウェッジは、GLの成長に伴い(希薄化の影響や為替相場によるブレはあるものの)ほぼ比例して業績が伸びるはずなのに、その成長性が株価に十分反映していないと捉えています。
    つまりウェッジを含み資産株というより成長株として見ていますし、成長株として市場でも評価してほしいな~と思っています。

  23. 名前:アイル 投稿日:2017/01/09(月) 13:00:00 ID:fbd1464b4 返信

    マナフィさん、この程度の質問では全然物足りません^_^;
    クボタが自社でファイナンスまでやるのか?という点については、私も懸念していた点なので株主総会で確認しています。
    下記のブログ記事にまとめていますので、こちらを読んでいただければ回答になるのではないかと思います。
    http://7oku.seesaa.net/article/445613080.html
    リスク要因として気になっていたことは、ほぼ網羅出来たんじゃないかと思っています。
    クボタも本社レベルでは自社でファイナンスしていきたいと考えているのでしょうが、東南アジアで回収を担当している現場レベルでは、回収が面倒なファイナンスには手を出したくないというのが本音なのではないでしょうか?
    実際ファイナンス会社を各国に作るのは時間も費用も掛かりますし、ファイナンスが本業ではないクボタがそこまで金融ビジネスに力を入れるのか?はよく分かりません。
    とはいえ、この点についてはあまりクボタを刺激したくないですね^_^;
    マナフィさんがクボタ関係者なら、ファイナンスはGLに任せる方向で御検討をよろしくお願いします(笑)
    元々クボタは、インドネシアはまだトラクターが普及する前段階と捉えていますが、実際GLがリース販売を始めると申込みが殺到しているわけで、需要が無いと思われていたところに需要を生み出しているわけです。
    素人考えですが、潜在需要を顕在需要に変えられるGLのビジネスモデルに対抗するより、協業した方がお互いにメリットが大きいのではないかと思います。

  24. 名前:すぽ 投稿日:2017/01/09(月) 16:45:36 ID:589fc6ab0 返信

    アイルさん、もりやまさん、ポロさん、大膨張さん、マナフィさん、ありがとうございます。
    アイルさんにブログを乗っ取られそうな勢いですが(笑)、頑張ってついて行きますね。
    POSの指摘は修正しました。用語や資本関係が複雑で混乱していましたが動画を色々見て慣れてきました。情報に関しては「アイルさんのブログ」と「ウェッジHDの動画」が詳しいですね。
    私の考えについてまとめてみます。
    大膨張さんが仰っていた「毛細血管」という表現が印象的です。「お金は経済の血液」という表現がありますが、今までの金融ビジネスは実は太い血管しか無く、ウェッジHDは毛細血管を発明したのではないでしょうか。
    ◾︎ビジネスモデルについて
    ビジネスモデルでは、POS、スマホ、現地確認による与信の全てがユニークなのですが、特にすごいのはマナフィさんも書かれていた、POSスタッフが審査も現金の取り扱いも行わないことです。毛細血管として拠点を増やす際に最も難しいのが拠点の質の担保ですが、これなら現地採用で拠点をつくることができ、ウェッジが考える成長スピードを担保できます。
    ◾︎競合リスクについて
    一般的な金融機関は遺伝子が違いますのでまず参入はできないと思いますが、ビジネスモデルを完全に真似すれば模倣は可能です。
    ヤマト運輸が宅急便(一般家庭宅配)を発明した時、100社以上の競合参入があったそうですが、全国津々浦々のネットワークで考えられたのはヤマトだけで結局一社になったそうです。(今は佐川など数社だけですね)
    永続的な独占はあり得ませんが、本気で真似した企業が数社ぐらいになる程度で、価格攻勢というレベルまでは考える必要はなさそうです。

  25. 名前:すぽ 投稿日:2017/01/09(月) 16:46:33 ID:589fc6ab0 返信

    続きです。
    ◾︎成長について
    やはりインドネシアへの拡大が興味深いですね。2億人以上いる有望市場ですが、まさに毛細血管しか入り込めない国だとおもいます。
    ◾︎株価のねじれについて
    ここはアイルさんと同じ見方です。GL、ウェッジHD、昭和HDでねじれていますが、是正されるかどうかもわかりませんしどの水準が正しいというものはないと思います。ホリエモンのニッポン放送買収騒動が懐かしいですが、株価なんかそんなに合理的ではないと捉えています。
    此下さんは昭和HDを買い続けていると仰っていましたが、中長期(3〜5年)投資ならウェッジもよいように思います。
    まだまとめるつもりは無いので、議論を続けましょう。

  26. 名前:アイル 投稿日:2017/01/09(月) 17:13:35 ID:fbd1464b4 返信

    ファイナンスビジネスで難しいのはお金の管理です。
    出先でお金を扱うと、盗難やネコババなど色々な問題が発生し面倒が増えます。
    銀行の支店の様に、毎日残高を合わせるのも余計な仕事ですし、POSでお金を扱わないのは良い仕組みだと思います。
    カンボジアでも都市部にはホワイトカラーの仕事があるものの、地方にはほとんどありません。地方から都市部の大学に進んでも、地元での就職先が無いので地元に戻ってこられないという問題もありますが、GLが地方にもPOSをたくさん設置することで、地元にも就職先ができて大卒者が地元に戻ってくるという効果もあるそうです。
    GLとしては結果として優秀な人財を確保できることになり、社員は地元で就職できてハッピーという両者にとってメリットのある仕組みになっています。
    模倣リスクについては確かにあるとは思いますが、小さな村々にまで調査に行くというのはとても非効率なことなので、完全に真似しようという会社は少ない感じがします。
    もっと効率的にやろう!と改善したつもりが、戦略バランスが崩れるという、どこかの本で読んだような(笑)結果になるのではないかと思っています。
    実際カンボジアでも撤退していった会社があり、そこから転職してきた社員の話なども過去の決算説明会で触れています。
    今後の成長としてはインドネシアが注目されていますが、ミャンマーも同規模に成長するだろうと事業説明会で述べていました。
    ウェッジでも昭和でも同じだと思いますが、一番割安なのが昭和で、GLに近くてGLの影響度が一番大きいのがウェッジです。どちらにするかは好みの問題ですね(笑)

  27. 名前:hiro123 投稿日:2017/01/09(月) 18:32:11 ID:cc1ebebde 返信

    はじめまして。
    議論できるような知識はありませんので、
    GLに関しての私見と、重複しない情報を掲載させていただきます。
    GLのマイクロファイナンスでの他社との差異は、
    地域に根付いた現認による与信管理を残しつつ、
    IT化及び、POSが、スピード感ある展開が可能な点と考えており、
    経営トップの柔軟かつ素早い判断が魅力的です。
    <参考資料>
    アジア販売金融市場の現状と日系企業の事業展開余地に関する考察
    https://www.mizuhobank.co.jp/corporate/bizinfo/industry/sangyou/pdf/mif_144.pdf
    GLFのFacebookを見ると、従業員に非常に若者が多く、活気に満ちており、
    また、現地でのファイナンスの状況も垣間見れますので、
    参考までに情報として掲載させていただきます。
    ・GLFカンボジア
    https://www.facebook.com/glfinancecambodia/
    ・GLFインドネシア
    https://www.facebook.com/GLFinanceIndonesia/

  28. 名前:カレー大好き 投稿日:2017/01/09(月) 18:33:13 ID:3ecb25771 返信

    初めまして、カレー大好きと申します。
    11月からウェッジ、昭和に投資している新参者です。
    この雰囲気に甘えて、4点質問させて頂きます。
    ①資本関係について、APF→昭和→ウェッジ→GLと複雑ですが、今後シンプルな形になることはあるのでしょうか?(例えば、昭和、ウェッジ、GLの合併など。)
    ②①に合わせて名称変更はあるのでしょうか?(昭和、ウェッジからメイン事業であるIT、金融を想像しにくく、投資の足かせになっている気がします。)
    ③GLの執行体制ですが、日本人、アメリカ人、フランス人が執行の中心(非常に若いですね!)で、タイ人は監査役という感じでしょうか?アメリカ人、フランス人の執行役について情報がありましたら教えて下さい。
    ④パトリック.T.フィッシャー氏の経営するcreation investment社が投資するアルバニアやポーランドの会社と提携する場合、何か国新規に進出することが出来るのでしょうか?また、ヨーロッパ、アフリカの田舎は、アジアの田舎と同様にビジネスをしていけるのでしょうか?

  29. 名前:hiro123 投稿日:2017/01/09(月) 18:35:19 ID:cc1ebebde 返信

    日本語が変でしたので、修正。
    IT化及び、POSが、スピード感ある展開が可能な点と考えており
    ⇒IT化及び、POSにより、スピード感ある事業展開が可能な点と考えており

  30. 名前:ポロ 投稿日:2017/01/09(月) 20:17:08 ID:a46d202ef 返信

    カレー大好きさんからの③の質問に関しまして、アメリカ人とはパトリック.T.フィッシャー氏、フランス人とはレジス•マーティン氏のことですか?
    それ前提で投稿させて頂きますと、昨年3月のウェッジからのプレスリリースに簡単な経歴は載っています。
    http://www.wedge-hd.com/cms_v2/assets/files/NEWS/2016/p20160325_2.pdf
    またパトリック.T.フィッシャー氏の詳しい経歴は、英語表記になりますがcreation investment社のホームページに記載があります。
    http://creationinvestments.com/team/investment-team/
    レジス•マーティン氏は、GL此下会長と共にスリランカCCFの取締役に任命されたとのニュースサイトの記事を最近見ましたが、そこに簡単な職歴の記載もありました。こちらも英語表記です。
    http://www.dailymirror.lk/article/Group-Lease-appoints-two-directors-to-Commercial-Credit-board–121335.html

  31. 名前:アイル 投稿日:2017/01/09(月) 21:15:40 ID:fbd1464b4 返信

    26の書き込みに追記しますが、それぞれの国では模倣するマイクロファイナンス会社が出てくると思いますが、お金を借りたい人は潜在的に多くの人数いると思います。
    事業説明会の資料でも銀行などの融資が受けられない人が世界に25億人いると書かれています。
    競合他社が現れても、当分は十分共存できるくらいのマーケットサイズはあると思います。
    さらに1国の中で事業展開している会社はありますが、GLの様に複数の国でマイクロファイナンスを行っている会社はない、と此下社長も述べています。
    2017年には20ヵ国まで展開するのが目標と発表していますが、アジア、アフリカ、東ヨーロッパなど、2018年以降もGLは事業展開する国を広げていくと思います。
    ↓20ヵ国展開についての発表に対する感想などは下記記事にまとめました。
    http://7oku.seesaa.net/article/445725004.html
    これらの国々の地方中心にPOS拠点網を張り巡らせていけば、それ自体が「ファイナンスをセットして物を販売するためのインフラ」になっていきます。
    GLと提携すれば、テレビCMなどの通常の手段ではなかなかリーチするのが難しい人々に、商品をPRしたり販売することができるようになります。
    グローバル企業にとっては、それぞれの国でマイクロファイナンス事業を展開している会社と組むより、GLと組んだ方が事業展開がスムーズに進むようになっていくと思います。

  32. 名前:アイル 投稿日:2017/01/09(月) 21:26:39 ID:fbd1464b4 返信

    (続き 800文字制限は面倒ですね~)
    GLが成長すればするほどインフラとしてのPOS網の価値が高まり、提携相手や様々な情報が集まってくるようになるんじゃないかと思います。
    そんな長期的な戦略があるから、今年は一気に13ヵ国も増やす!という目標を打ち出しているんじゃないかと思います。
    このプレスリリースを見た時はスピードオーバーじゃないかと目を疑いましたが、いろいろ考えてみると、事業展開スピードも大事なのかな~と感じるようになってきました。
    いろいろ考え出すと妄想が広がって寝不足になりますね(笑)
    カレー大好きさんの質問の1、2については私には分かりません。
    数年前のウェッジ株主総会で、昭和とウェッジの2社が上場している意味があるのか?統合してすっきりさせた方がいいのではないか?という趣旨の質問をしたことがありますが、その時は統合する考えはないという回答だったと思います。
    資本関係が分かりにくかったり、社名が事業内容にそぐわなくて株価が割安に放置されているのだとしたら、ラッキーですよね!
    4のcreation investment社が何ヵ国で事業展開しているのかは分かりませんが、上記のブログ記事にも書いた通り、今年20ヵ国まで拡大するためにはcreation investment社との連携が重要になってくると思います。

  33. 名前:海外在住M 投稿日:2017/01/09(月) 23:02:42 ID:c5a8d0a2f 返信

    熱い議論ですね。僕も株主の1人です。タイのファイナンス会社がライバル社を買収したころから見ています。あの頃とは様子が一変していますね。
    さてリスク要因ですが『金融当局の規制』をあげておきたいと思います。『お金を貸して人々を幸せにする』といったところで基本的には『消費者金融』です。金利は高く、それで幸せになる人もいればそれで苦しむ人も出てきます。しばらくは問題ないと思いますが、日本であったような規制がおこらないとも限りません。1,2年先で主力となっていそうなカンボジア・インドネシアあたりであったらそれなりに影響がでると思います。
    逆に魅力は『ビジネスモデルの特異性や成長力』だけでなく、それが与える『急成長への幻想』だと思います。急成長の企業はそれが何年続くかを予測するのが難しい。こういう銘柄はえてして人気化し加熱しすぎる傾向があると思うので。

  34. 名前:のがみ 投稿日:2017/01/09(月) 23:36:23 ID:f37fdceef 返信

    すぽ様、アイル様、ウェッジを取り上げていただきありがとうございます。
    成長性については先方諸氏が書かれているように全く異論はありません
    ただ今年20か国進出の件は既株主にとってはうれしい話ですが、やはり話自体が大きすぎると感じる投資家もいるのではないかと思います。
    ①どのように進出するかによりますが、進出先の企業をbuyoutするという方法であればさらなる増資、希薄化の可能性があること。
    ②アイルさんのコメントで危機についての言及がありますが、たとえば危機とまではいかなくてもとある穀物価格が急落した場合、農機具契約者は直撃を食らう可能性があります。こればかりは関係国の農政の影響もありますので、GLがいくら与信を慎重に進めるといっても回避できるものではありません・・・。また日本と違って財政的に脆弱な国が多いので、また直近の穀物国際価格の推移を注視する必要はありそうです。日本株式が盛り上がっているからといって日本企業に投資するような感覚で投資するのはリスクが大きいのではと思います
    ③含み益についてはどんなに大きくとも決算書にはのらないので、まあ個人の考え方でしょうけど、少なくともキャピタルゲインの範疇ではないかと。しかしながらここがウェッジの一番魅力的な部分のひとつですので、含み益が反映されるケース(つまりbuyoutされる可能性とか)を考えると今は非常に割安とも考えられます。
    ④地理的なリスクといえばインドネシアは地震水害が非常に多く、これによる不良債権化でしょうか。カンボジアについては建国来大きな地震がない国ですから、異常気象の深刻化が先立ってのリスクかと思います。
    いろいろ書きましたがbuyoutまで考えると論点が定まらないと思うので③は無視でいいと思います。以上、駄文失礼しました。

  35. 名前:ラルゴ 投稿日:2017/01/10(火) 00:10:34 ID:d1191c871 返信

     株主だけど 一番の懸念は増資。いくら合弁やスマホを駆使して負担は軽い
    とはいっても、展開するとなるとそれなりの資金需要はあるはずでこれまでも
    株価が上がったら増資で下がりって事繰り返してる。個人的には増資より利益
    成長のスピードの方が速いとは思ってはいるけど。
    二点目は 中期計画や会社予想が毎度 甘すぎで経営者の話は相当割り引く
    必要がある点。会社のIRで見てもらえばわかるけど 前回の中期計画は売上
    も利益も未達。今回も初年度から未達。経営者の言葉はとても鵜呑みに出来
    ない。
    三点目は情報開示が甘すぎる。今回の株主総会でも為替が複雑だからとか
    今となっては実態を示さないとか理由をつけて株主からの様ような開示提案
    を撥ねつけてた
    GLの含み益に比べて株価が割安なのはこの辺の理由もあると思う。 

  36. 名前:カレー大好き 投稿日:2017/01/10(火) 00:37:43 ID:cc17c4b27 返信

    ポロさん、アイルさん返信ありがとうございます。
    改めてcreation investment社のHPを見ましたが、GLとの親和性が高い会社ですね!
    今後の展開に期待したいと思います。

  37. 名前:ポロ 投稿日:2017/01/10(火) 01:16:27 ID:280b3403e 返信

    金融当局の規制や天災などのリスクは確かに想定出来ますし、事業等のリスクについては決算短信にも記載があり当然会社も認識しているかと思います。
    事業説明会で、ある一つの国で問題が起きても複数の国に進出することで、それがリスクヘッジにもなっているというようなことを確か述べてましたね。
    GLの増資については、ウェッジのGL持分比率は希薄化しているものの、GLのEPSは増加しているため持株数の利益は増えていると何度も社長が述べていますね。
    ウェッジと昭和HDの増資は、一昨年11月に行われ、ウェッジが約28%、昭和HDが約52%の希薄化となりました。
    増資資金でGLのワラント行使を行い、約38億円がGLに投資されウェッジのGL持株数は増加しました。当時の増資リリース後の株価と現在を比較すると、希薄化したもののGL、ウェッジ、昭和HD全て当時よりも高値で推移していますね。

  38. 名前:佐藤 投稿日:2017/01/10(火) 01:30:22 ID:5c9817e74 返信

    私も将来性について、皆さんが書かれているように社長の実力、ビジネスモデル等 かなり期待している一人です。
    ①の今後の成長(売上・利益)イメージについてですが、
    インドネシアについては、ウェッジHDのアナリスト向け説明会及び合弁先であるJトラストの2Q時の決算説明会で、
    2018年 融資残高1000億、営業利益200億(GL取り分160億)
    2019年 融資残高2000億 営業利益400億(GL取り分320億)
    2020年 融資残高4000億 営業利益800億(GL取り分640億)
    という数字が出ており両社長ともこれは超えたいというニュアンスで話しています。
    カンボジアが2年程度で残高100億まで行っており、
    ・インドネシアの事業開始が2016年7月
    ・人口がカンボジアの17倍
    ・インドネシアでもtruemoney(およそ24000店舗)と提携予定
    等を考慮するとこの数字を達成する可能性はそれなりに高いと考えています。
    その頃には、デジタルファイナンスを行っている既存の国についても、タイ以外は今よりもかなり伸びているはずで、GL全体ではインドネシアの1.5倍くらいの利益水準(以下)を想定しております。
    2018年 240億 
    2019年 480億 
    2020年 960億
    ウェッジHDの純利益で考えると、GL持分の3割程度が業績に取り込まれるとして、ざっくり
    2018年 50億(EPS 140円)
    2019年 100億(EPS 280円)  
    2020年 200億(EPS 560円)
     くらいは行くのでは。と期待しております。
    +13カ国(インドも)進出やEC向けの展開がありそうなので、この間に増資が2回くらいあるとは思いますが、それを差し引いてもこれの2倍くらい(2020年にEPS1000円以上)行ってもおかしくないかな。
    と本心では妄想しております(笑) 

  39. 名前:hiro123 投稿日:2017/01/10(火) 06:40:16 ID:8cd5598ad 返信

    GLが同業他社と違う点として、もう1点。
    商品を売りたいメーカーからのキャッシュバックと、
    貸し付けた顧客からの利子がトータルの利益となるため、
    高い利益率を有している点です。
    なお、取扱い製品は現在、、
    Panasonicの太陽光システム、Kubotaの農機、HONDAのバイクとなっており、
    今後、商品数は拡大していく予定とのこと。

  40. 名前:アイル 投稿日:2017/01/10(火) 12:01:04 ID:6105143c5 返信

    海外在住Mさん、書き込みありがとうございます。
    ぜひ、タイのファイナンス会社がライバル社を買収した話も聞かせてください。
    金融当局の規制は当面は問題にならないと思っています。
    他の会社も含めてマイクロファイナンス事業を行っている地域は、資金需要はあるのに銀行などの従来の金融機関が貸出しを行わない、あるいは銀行自体が近くにはないという場所だと思います。
    国としても限られた予算をまずは都市部のインフラ整備に回すでしょうから、地方にはなかなかお金が回ってきません。民間の金融機関も同様だと思います。まずは都市部に支店を作り、都市部の豊かな消費者や企業、インフラ整備への融資が優先されると思います。
    現状はリスクが高いからお金を貸せないというより、お金の絶対量が足りないので地方までお金が回ってこない、お金の価値が相対的に高く金利が高くなる、という状況だと思っています。
    日本の高度成長期の様なイメージです。日本より経済的・情報的格差は大きいですが。
    国としても自分たちでは十分に手が届いていない地方部の経済発展に、GLは貢献していると思うので、応援はしても邪魔をするようなことは当面はないのでは?と考えています。
    こういった面で、先進国の消費者金融とは位置付けや社会的な意義が異なると思います。
    私も当初はリスクが高いから貸出金利も高いのだろうと思っていましたので、この部分については色々と反論もあると思いますが^_^;

  41. 名前:アイル 投稿日:2017/01/10(火) 12:01:30 ID:6105143c5 返信

    (続き)
    今回の決算発表では来期予想を出しませんでしたが、この点については妄想が広がり、結果的に『急成長への幻想』を掻き立てる部分もあったと思います(笑)
    ただ『急成長への幻想』と言っても、バイオ株の様に新薬開発に成功すれば凄いことになる!とか、テーマ株の様にこの会社が新技術をリードする!みたいな夢物語ではなく、実際にカンボジアで新たなビジネスモデルが成功しているわけですし、それを他国にローカライズしながら水平展開していくだけなので、成功する可能性は高いと思います。
    さらに他社との提携や現地の有力者との関係構築など、打ち出している戦略もスピーディで的確だと思うので、私は実現可能性の高い妄想だと思っていますし、事業拡大スピードが速すぎてどこまで成長するのか分からない(笑)状況だと捉えています。
    実現可能性は分からないけど実現したら凄いことになるな~という妄想とは違うと思っています。
    海外在住Mさんは、海外のファイナンス事業について詳しそうなので、色々とお考えなどお聞かせくださいね。

  42. 名前:アイル 投稿日:2017/01/10(火) 12:46:02 ID:6105143c5 返信

    のがみさんの質問の件ですが、今年新たに13ヵ国進出は話が大きいとも感じますし、まずは昨年進出した国々の足場を固めることを優先してほしいという想いもあります。
    ただ、会社は経営者が考える以上には成長しないものですし、経営者がこの程度でいいや!と思ってしまったら、そこで成長も止まってしまいます。
    なので経営トップはある程度大きな目標を掲げることも大事だと思います。
    既存事業が悪化してしまっては本末転倒ですが、3ヵ国進出の目標を掲げて3ヵ国進出という実績より、13ヵ国進出というあえて高い目標を掲げて、結果10ヵ国進出の方が良いという考え方です。
    スリランカのCCFなど各国の有力なマイクロファイナンス会社との関係が強化されるにつれて、M&Aや提携など様々な情報が集まる様になってきているのではないでしょうか?
    話が大きすぎて信頼できない!と思う人は、含み益もあるでしょうし売ればいいだけのことですよね^_^;
    ①のGLの増資の可能性は常にあると思います。ただポロさんも書いているように、GLの株価が高くなったおかげで希薄化の影響は小さくなっていますし、希薄化より成長性の方が高いので、増資がリスクとは考えていません。借金でM&Aをすれば希薄化はしませんが、財務体質が弱くなり、金融危機時の安全性が低下します。もう少し財務レバレッジをかけてもいいとは思いますが、会社の存続を第一に考えると、強固な財務体質を維持するという戦略もありなのかなと思います。

  43. 名前:アイル 投稿日:2017/01/10(火) 12:48:57 ID:6105143c5 返信

    ②の穀物価格の低下については、比較的影響が少ないのかなと思っています。それより天候不順で干ばつなどが起きる方が影響は大きいと思います。
    地方の農家の生産品目は、主食用の米の生産が中心だと思います。タイなどは別ですが、輸出目的で作っているというより、近隣地域や国内で消費される割合が高いと思います。国内価格も下がるでしょうが、し好品ではなく生活必需品なので比較的影響は緩和されるのではないかと思います。
    一方、干ばつや洪水などは生産や収穫ができなくなってしまうので、影響が大きいと思います。
    こうした天候リスクは避けられないので、事業展開する国を広げるというのは有効な戦略です。
    2014年までのGLはタイでのバイクリースが中心だったので、長期的には成長しているものの、タイの政変や洪水などの影響を受けて年毎の業績は不安定でした。カンボジアに進出して成功したことで、業績の安定度は格段に増しました。
    今後事業展開エリアが広がることで、成長性と安定性の両面がさらに高まっていくと期待しています。
    私は、日本株式が盛り上がっているからウェッジに投資しているのではなくて、GLが新たな成長軌道に乗ったと思うので、親会社のウェッジに投資しています。ウェッジよりGLの方がかなり割安であれば、GLに投資すると思います。
    現状はGLよりウェッジの方が遥かに割安ですし、日本語で開示情報も読めるので、ウェッジに投資しています。

  44. 名前:アイル 投稿日:2017/01/10(火) 13:45:36 ID:6105143c5 返信

    ③は何度も書いていますが、私はGL株の含み益に期待してウェッジに投資しているわけではありません。GLの成長性に期待して、GLより割安に投資できるウェッジに投資しています。
    ④は②の返答で書いた通りです。進出国が広がるにつれてリスクは低下していくと思います。
    ラルゴさんの書込みの、増資はどちらの会社について指摘しているのかよく分かりません。
    ウェッジや昭和は増資で株価が一時的に下がりましたが、GLは増資しても成長性が評価されて株価が上がっている印象です。
    GLの資金需要は今後も大きいので、増資が続くであろうことは想定していますし、私の考えは、のがみさんの質問①で回答した通りです。
    昭和ホールディングスやウェッジの増資のことを指摘しているのなら、GLが今後も増資を続けるので、持ち株比率の低下を最小限に抑えるためには、親会社も増資が必要になるのはやむを得ないと思います。
    増資してGL株を買い増さないと、GL成長の果実の配分が少なくなってしまいます。
    個人的には、ビジネスパートナーのJトラストが日本の地銀でも買収して、ウェッジに低利融資してくれたら嬉しいんですが(笑)
    JトラストもGLの持ち株比率を高めたいでしょうから、ちょっと無理かな~と思っています^_^;
    経営者の話は相当割り引く必要がある、というのは、確かにそういった会社もたくさんあるので、個々の判断でそうすればいいと思います。
    前回のウェッジの中期計画も未達という事ですが、タイのみで事業展開していたので、政変などの影響を受けた結果だと思います。
    私は、GLは2015年から新たな成長段階に入ったと判断して投資しているので、前回の中期計画が未達だったから信頼できないとは思いません。ただこの考えを強要するつもりもありません。あくまで私の考えです。

  45. 名前:アイル 投稿日:2017/01/10(火) 13:46:07 ID:6105143c5 返信

    前期の業績が未達だった件についても、一時的な円高の影響が大きいと捉えているので、前期未達だったから信頼できないとも考えません。
    そんなに経営陣を信頼できなかったり、会社側に対して不満があるなら、ウェッジではなくご自身が信頼できると思える会社に投資した方が、満足度が高いのではないかと思います。
    私も経営陣の信頼度に自信がなかったり、GLの成長性に確信を持てなかった時は、将来性に期待はしているものの、投資額は最小限に留めていました。
    私の過去の経験からしても、自分が信頼できる会社に投資して結果的に資産も増えるのが一番幸せだと思います。リスク要因の検証は常に必要ですが、不信感や不満を感じながら投資を続けるのは精神衛生上も良くないのではと思います。
    前期の業績に関して付け加えれば、2月の下方修正は正直痛かったです。株価も大きく下がりましたし^_^;
    それ以上に、1ヵ月半ほど前のウェッジ株主総会で「今期の業績には期待してください!」と社長が言っていたばかりだったので、こんな短期間で大幅下方修正なのかよ!とさすがに不信感が高まりました(笑)
    円高の影響はしょうがないとしても、会計基準の変更は計画にも織り込んでおいてほしかったですよね。
    まあ何度も書いていますが、私はウェッジの業績よりGLの業績を重視していますし、為替による変動は上にも下にもどちらにも振れるので、あまり気にしていません。GLが成長していけば中長期的にウェッジの業績も伸びていきます。
    GLの成長は止まったけど大幅な円安に振れたので、ウェッジの業績は増益だった!では意味がないと思っています。

  46. 名前:アイル 投稿日:2017/01/10(火) 13:46:35 ID:6105143c5 返信

    情報開示の姿勢については、株主総会でも不満を述べていた人が居ましたが、私はこの規模の会社としてはIR活動は優秀だと評価しています。
    四半期毎に決算内容について経営者自ら動画で説明していますし、子会社の重要な発表は適宜日本語でプレスリリースしています。
    株主総会で想定している為替レートについての質問が出ましたが、業績予想も出していないのに前提となる為替レートについて議論して意味があるんでしょうか?
    通常は発表している業績予想で前提としている為替レートについて質問するものだと思います。
    想定レートから1円円安だから上振れしそうだ!という判断に使うためですよね?
    質問の意図がよく分かりませんでしたが、業績予想を出していないので想定レートも回答できない、設定していないというような回答で良かったんじゃないかと思います。
    ウェッジは情報開示が甘すぎるとのことですが、ぜひラルゴさんの主力投資先でこの会社の情報開示姿勢は素晴らしい!と高く評価している会社を教えて欲しいです。
    いくら情報開示姿勢が素晴らしくても、投資していない会社では意味がありませんが^_^;
    あと、こんなに不満を感じているのに、なぜ株主を続けているのか?にも興味がありますね。
    含み損が大きくて売れないというケースはよくありますが、株価が上昇しているウェッジには当てはまりませんよね?

  47. 名前:ラルゴ 投稿日:2017/01/10(火) 17:08:54 ID:7da15eeaa 返信

        そりゃ儲かる可能性が高いと思ってるからね。でもだからと言って
    持ってる株は
    参入障壁が高くて、成長性が高くて 開示は素晴らしくて 経営者は凄い
    株価は割安だって100%は言い切れないよ。
    それぞれ短所があり長所がありでしょ。
    ウェッジで言えば売上 純益で過去九年で当初の会社予想を両方達成した
    のは1回 片方達成が4回 両方未達が4回でやはり過大に言いがちだよ。
    経営陣が数字を過大に言いがちだから割り引いて考える必要があるって
    いうのは経営陣の信頼やビジネスモデルとは別問題でいわば癖とでも言
    うべきものだからね。会社予想を必達目標と捉える所もあれば努力目標
    と捉える所もある。
    情報開示に関しても 例えば想定為替レートに関しちゃ じゃ会社予想す
    るときは想定為替レート開示してるのって話でしょ。株主総会の話ぶりだ
    と開示そのものに意味がないって話ぶりだったじゃん。そりゃ開示する為
    細かい所まで余計な経費掛けるなら問題だけどなんか、やる気がないん
    だよなあ
    後 増資に関しちゃ リスクだけど正直判らん。上で書いたように成長性が
    高いから問題ないとは思ってるけど やっぱり一つのリスクではあるよね。

  48. 名前:トルネコ 投稿日:2017/01/10(火) 19:59:41 ID:59d602207 返信

    こんばんは、皆様の書き込みを読みながら勉強させて頂いています。
    ウェッジHDの売上は、貸付金の金利による収入という認識で間違えないでしょうか。
    素朴な疑問なのですが、ウェッジHDが利益を毎年100%で成長していくには自己資本だけで出来るのでしょうか。
    例えば、100万円を元手に年率20%で貸付を行い、全て回収すれば、利益は20万。翌年、120万円を元手に40万(前年の2倍)の利益を得るには、金利を上げるか、借入をして手持ち資金を増やさなければなりません。
    ウェッジHDの貸借対照表の負債の部を見ますと、長期借入金が少なく、銀行からの借入に苦戦しているのではないかという印象を持ちます。(私の主観ですが)
    今後の成長のために、ウェッジHDの資金調達が重要なのかなと思うのですが、どのように行われるのでしょうか?
    難しくてあまり理解できていないのでトンチンカンなことを言っていたらすいません。

  49. 名前:もりやま 投稿日:2017/01/10(火) 22:19:04 ID:c937744c1 返信

    増資がリスクという議論がありましたので、私見を少々。
    確かに、わたしも増資によって一時的に株価がさがると思います。
    しかし、上場しているメリットの一つが増資による資金調達であると思うので、
    それによって、成長を早められるのであれば、むしろウェルカムです。
    社長も動画の中でおっしゃっていましたが、
    EPSが伸びている範囲内であれば良いのではないでしょうか。
    むしろ、よい買場になるかもしれません。
    それよりも、成長株であるという認識なので、
    なにより成長力が鈍化することのほうが、こわいという認識です。

  50. 名前:沙悟浄 投稿日:2017/01/10(火) 22:21:49 ID:03fb36f37 返信

    情報開示姿勢、経営者として素晴らしいと思うのは、FPG、日本管理センターと私は思います。
    ウェッジはやはりどこか信用出来ないです。
    500位でINして決算前に売りました。
    だけど、気になる銘柄の為、皆さんの討論は興味深々です。

  51. 名前:ラルゴ 投稿日:2017/01/10(火) 23:41:51 ID:7da15eeaa 返信

     まあ直接は知らないけど日本でも高度成長期の時代では成長性があるとの判断で増資するとむしろ株価は上がるのが普通だったらしいしね。

  52. 名前:海外在住M 投稿日:2017/01/11(水) 00:28:27 ID:a4567a75b 返信

    信用度については僕もそんなに高くないとは見ています。特に兄の方は壮大な計画を描くタイプだと思う。ただ良い風に解釈すると『彼らも期待してる』のだと思います。それに会社予測をしなくなりました。その上で上場企業だと数字に嘘はつきにくいと思うので『実績から予測する』しかないと思います。特にこういう企業は投資家の想像が勝手に膨らむので、個人としては一歩ひいたくらいの位置で『ほころび』を見つける冷静さが欲しいところかも。大抵の人はある種のファンになってしまいマイナス材料がでても正常性バイアスがかかるでしょうから。
    訴訟や親会社の移動とか不可解な部分はありますが、現在のビジネスモデルが機能している以上は経営者としてリスクの高いことはする必要がないのかなって思います。
    ちなみに決算説明にたびたび登場している弟の方は優秀で実直なイメージを持っています。これだけデカイ商売をしてると『万能感』がにじみでてもおかしくありませんが、自信をのぞかせつつも謙虚な対応だと思います。兄弟の力関係とか会社での評価とかも気になりますね。

  53. 名前:ポロ 投稿日:2017/01/11(水) 02:10:35 ID:8f7af138e 返信

    英語表記なのでなかなか難しいところもあると思いますが、Group Leaseの決算書を四半期ごとにしっかり読み込んで頂ければ信用度が高まると思いますし、成長力の魅力をきっと理解して頂けるかと思います。
    GLの8四半期連続最高益更新は事実であり、現状しっかり結果をだしています。
    個人的に決算書を四半期ごとに読んでいて、売上増加しているものの、営業費用がほぼ横ばいで利益率が増加するビジネスモデルなんたと理解しています。
    今後、提携によりディーラー窓口を増やしたことでレバレッジが効いて、このビジネスモデルがどこまで伸びていくのかを楽しみにしています。

  54. 名前:トルネコ 投稿日:2017/01/11(水) 02:52:30 ID:57fa37620 返信

    ウェッジHDのビジネスの仕組みは、銀行口座を持たない25億人のマーケットにおいて既存の金融機関より多くの優位性があると思います。
    しかし、同じフィンテック企業同士で優位性はあるのでしょうか?
    以前、クローズアップ現代でのフィンテックの特集があったのですが、この動画(https://www.youtube.com/watch?v=RBTLLMHXvM0)の5:00から「funding circle」というサイトが紹介されています。
    funding circleでは、お金を借りたい人と貸したい人を仲介するサービスを行っているようです。詳しくは、動画の7:30からご確認ください。
    ウェッジHDとfunding circleのビジネスモデルを比較すると、貸付資金の調達に関して後者の方が優位性があるように思います。売上を10倍100倍にするのにウェッジHDは資金調達を行わなければなりません。それに対し、funding circleは資金調達が必要無く、貸し倒れのリスクもありません。
    ウェッジHDは短期間で大きな成長が望めますが、同じフィンテックの企業に大きくシェアを奪われる可能性もあるのではないかとも思います。

  55. 名前:トルネコ 投稿日:2017/01/11(水) 03:11:25 ID:57fa37620 返信

    他のフィンテックの特集を見たときに、中国にも個人間でお金の貸し借りを仲介するサービスがあると知りました。(動画がなかなか見つからなくて困っていま
    おそらく、日経新聞のこの記事(http://www.nikkei.com/article/DGXLASDX10H0D_Q7A110C1FFE000/)で紹介されている「ピア・ツー・ピア(P2P)」だと思うのですが、個人がPCやスマホで簡単に融資の申し込みや融資したりできることが番組で紹介されていました。
    中国人の中には一攫千金を夢見て借金をしてまで高利回りの案件に投資したりするケースがあること、また、学生が安易にお金を借りて自殺したことケースまであることが紹介されていました。

  56. 名前:ポロ 投稿日:2017/01/11(水) 11:15:00 ID:a10661ed9 返信

    トルネコさんからご紹介頂いたクローズアップ現代の動画を視聴しました。
    funding circleに申し込んだ自転車店を経営している方ですが、銀行口座を保有していると思うし、ど田舎に住んでいるような印象は感じられませんでした。
    金利に関しては仲介会社が経営状態を審査して格付けを行うとのことですが、GLがターゲットとしている信用情報照会機関がなく、また銀行口座を保有していなく地図にも載っていないような田舎の村に住んでいる人を審査するノウハウがあるのかどうかは疑問に感じました。
    GLの強みは、各国の田舎にPOSを構築し、実際に顧客の家まで行き与信を行うノウハウを有することです。カンボジアでは過去に都市部のファイナンス会社が田舎に進出してきましたが、ノウハウがないため不良債権が増大し結局撤退しました。

  57. 名前:アイル 投稿日:2017/01/11(水) 19:04:22 ID:19f49eede 返信

    このクローズアップ現代、放送時に見ました。
    スクエアはとても面白いサービスをしていると思いますが、やっていることはGLがカンボジアで行っている事と基本的に同じだと思います。
    クレカ決済ではなく、リース販売を提供しているという違いだけで、店舗向けの融資はSME融資そのものです。
    GLのPOSはホンダやクボタの販売店の中に多く設置されていて、GLの割賦販売を利用した販売台数は分かりますし、POSにGLの社員がいるので販売店の販売状況や抱えている問題なども直に把握できます。こうした情報の蓄積から、個々の販売店の状況に応じた融資の提案が可能です。
    このSME融資は現在はカンボジアで行っていますが、消費者向けの割賦販売より伸びています。
    http://7oku.seesaa.net/article/444259710.html
    上記ブログ記事の中ほどのグラフで、国別の四半期毎の売上の伸びのグラフがありますが、シンガポールと書いてある部分がこのSME融資になります。融資以外にコンサルティング売上なども入っていますが、足元の伸びは消費者向け金利収入であるカンボジア売上より伸びています。

  58. 名前:アイル 投稿日:2017/01/11(水) 19:04:35 ID:19f49eede 返信

    funding circleのやっているクラウドファンディングは、ポロさんも書いている通り、現状では先進国向けのビジネスモデルだと思います。こうしたサービスが普及して最初に影響を受けるのは、先進国の大手金融機関だと思います。
    事業を通じて個人の信用情報を蓄積しているGLは、こうした新しいビジネスに参入する際にも強みを発揮できると思います。フィンテック企業のスマートなビジネスモデルは効率的でかっこよく見えますが、与信調査や回収など金融には泥臭いけど大切な部分があると思います。特に信用情報のほとんどない田舎ではなおさらです。
    GLはフィンテック企業という面に加えて、泥臭い部分にも力を入れて地道に与信情報を蓄積しているという強みがあります。
    今後も新たなサービスが出てくると思いますが、GLにはそれらの良い所を取り入れながら、新興国の田舎に合ったビジネスモデルを開発する力があると期待しています。

  59. 名前:トルネコ 投稿日:2017/01/11(水) 19:47:05 ID:cf1be33a5 返信

    ポロさん、アイルさん、回答頂きありがとうございます。お二方のご意見、参考になります。確かに、先進国向けかもしれませんね(汗

  60. 名前:ポロ 投稿日:2017/01/11(水) 20:01:53 ID:a10661ed9 返信

    資金調達は、ウェッジというよりGLが転換社債、社債、ワラントで主だって調達している現状かと思います。
    昨年は8月にJトラストアジアに1.3億米ドルの転換社債を発行、9月には社債を15億タイバーツ発行、12月の臨時株主総会で0.7億米ドルの転換社債発行が議決されました。M&A資金にも充てられているけど、開示内容を見ると使い途としてファイナンス資金ともあります。
    人口大国インドネシアにおいては、融資を実行するのは提携しているJトラストインドネシア銀行のためGL自体は貸付金の資金調達の必要がありません。
    またJトラストは今後東南アジア各国の銀行をM&Aしたり、日本の地銀と提携して、GLへ安定的に資金提供していく仕組みを構築していくことを検討しています。

  61. 名前:のがみ 投稿日:2017/01/11(水) 21:54:48 ID:7a1a8a4a2 返信

    アイルさん、ご教示ありがとうございます。
    数年前から折を見てこつこつ買い込んでいる身です。ですがウェッジという企業をなるべくフラットな視点で書き込みをしようと思います。
    地方の農家の生産品目は主食用の米の生産が中心─、ということですが、カンボジアでは精米輸出量は約54000トンで、主に中国、フランス、ポーランドに輸出しています。正確な数字は分かりませんがその量から世界シェアでも10位以内には入っていると思いますのでれっきとした米輸出国だと思います。最近の動向としてベトナム米が格安で取引されていて、カンボジア米が相対的に高値となっています。ベトナム米がカンボジアに大量流入し、それを国も大きな問題として扱っていますし、対策として自国米の輸出をロシアにも拡大しようとしています。また米のほかコーン・サトウキビ・大豆等も主要輸出品ですから、穀物価格の低下はやはり不良債権率の悪化に直結するのでは思います。カンボジアでは農協のような農家にとっての慈善・自助的な組織もありませんし、精米業者がある程度地元米の買い取りシステムも残念ながら業界間のつながりが希薄で脆弱です。
    なにがいいたいかというと、穀物の国際価格はそれほど無視できないんじゃないかということです。農機具を借金してまで欲しいという人はほとんど精米業者に買い取ってもらう分をも生産している人で、食用分の稲作だけであれば2反あれば十分です。2反ほどの農地をトラクターをわざわざ借りる人がいるかはちょっと疑問です。カンボジアの田舎で兼業農家、、、というのも考えにくいですし。
    だからこそ、20か国進出でリスクが軽減できるというのは私もアイルと同意見です。

  62. 名前:アイル 投稿日:2017/01/11(水) 23:15:37 ID:19f49eede 返信

    米などの輸出状況まで調べていただきありがとうございます。
    カンボジアがコメの輸出上位国とは知りませんでした。
    GLが貸出しを行う方々は、道路なども十分には舗装されていない小さな町や村々に住んでいて、バイクを手に入れることで、リヤカーの様なものに農作物を積んでバイクで牽引し、より高い値が付く遠方の市場に売りに行くことが出来るようになる、という様な説明を聞いていたので、生産物は近隣での消費が中心だろうと想像していました。
    ざっとググってみましたが、あまり輸出量についての詳しいページは見つかりませんでした。
    http://www.maff.go.jp/j/pr/aff/1601/spe1_02.html
    米については各国とも自国消費が中心で、生産量に占める貿易量の割合は低いと書いてありますね。
    田舎の比較的小規模の農家であれば、やはり近隣での消費が中心の様な気もします。
    米の国際価格に業績が大きな影響を受けるのであれば、アジアで進出先を広げてもあまりリスクヘッジになりませんね。
    アフリカや東ヨーロッパはその点でも良いのかもしれません。
    あとトラクターは、あくまで私のイメージですが、小さな村であれば村の有力者が1台購入して、村人に貸し出すような利用方法なのかな?と思っています。
    あとバイクの代わりにリヤカーなどを牽引する用途でも使われているようです。

  63. 名前:すぽ 投稿日:2017/01/11(水) 23:46:00 ID:589fc6ab0 返信

    皆さんありがとうございます。
    やはり成長、ビジネスモデルでの優秀さが目立ちますね。せっかくなので懸念点中心に少し意見を言わせてください。
    ◾︎成長に関して
    インドネシアが既に黒字になるなど今後1〜2年での大きな成長が期待できると思っていますが、懸念点を探すなら急成長時の与信体制があるかもしれません。 POSが簡易に作れるのはわかりますが5倍10倍という成長をする場合、与信体制も今のままでは済まないように思います。ここが高成長のブレーキになる可能性は考えられます。
    ◾︎経営者に対するわずかな不信感
    初めて動画を見たときその日本人離れした雰囲気に衝撃を受けましたが、ホリエモンさんのようなどこか危険な雰囲気を感じます。
    ・関連がない様々な事業への進出
    ・定性的な情報は出すが、定量情報は最小限であること
    ・APFで出資トラブルがあったらしい
    一つひとつは大したことではないのですが並ぶと少し不気味です。その根っこに「儲かることが全て」という思想があるように感じ取れて、投資家を裏切っても構わないと思っているのではないかとどこか信頼が置ききれません。
    もちろんビジネスが順調なのは間違いありませんし、直接的な根拠があるわけではありませんが、私は全力では投資できません。
    ■クラウドファンディングについて
    トルネコさんからクラウドファンディングの話がありましたが私はこのビジネス自体にやや懐疑的です。与信とは本来「リスクをとる当事者」が考えるべきもので、仲介会社の評価を見ながら素人がお金を貸すという構造自体に無理があるように思っています。
    もちろん既にクラウドファンディングが広がっているのは理解していますが、実は「投資」ではなく「消費の亜流」として広がっているだけではないかと思っています。
    与信こそがファンディングの肝ですので、GLの現地確認といった泥臭さは極めて重要ですし大きな強みになると思います。

  64. 名前:のがみ 投稿日:2017/01/12(木) 00:07:09 ID:405160772 返信

    Ministry Scraps Rice Inspection Fee
    ttp://www.khmertimeskh.com/news/34115/ministry-scraps-rice-inspection-fee/
    カンボジアの米輸出量の記事が載っています。前の記事、数字が一桁違っていました。54万トンでした。
    カンボジアのコメ輸出 大幅に減少
    ttp://business-partners.asia/cambodia/keizai-20170108-rice/
    こちらにベトナム米との関係がのっています
    なぜカンボジアのコメ価格は暴落したのか?
    ttp://business-partners.asia/cambodia/colum-20161222-rice/
    米の輸出量の世界シェアについてはちょっと見つけられませんでした。生産量の数字と勘違いしている可能性が高いです。申し訳ありません。
    いろいろお付き合いさせて申し訳ありませんでした。
    最後に昭和ウェッジの信用売買停止、あれはいつからあるのものなのでしょうか?GLの時価総額とのかい離率は信用売買により出来高を作っていかないとなかなか遠い目標とも感じます。

  65. 名前:佐藤 投稿日:2017/01/12(木) 00:16:19 ID:0f461c65b 返信

    31,32でアイルさんがおっしゃっているように「truemoney+POS」は、新興国の田舎ではかなり競争力がありそうですよね。
    例えば、カンボジアではアリイババが、Ascend Money(truemoneyの親)と提携してECをやろうとしていますが、truemoney単体よりもファイナンスもセットで提供できる、「truemoney+POS」の方が良いシステムだと思います。
    GLはこのプラットフォーム(ミャンマーではAMK+POS)を提供して、それを各EC事業者に使ってもらう形になると良いな。と妄想しております(笑)
    割賦購入者から金利を頂いて、これを利用するEC事業者からは利用料等を頂ける形で。。
    「今新興国の田舎で与信管理が出来るノウハウを持っているのはGLだけ」(by Jトラストの藤澤社長)ということなので、アリババ、eBay等EC事業者がGLと一緒に仕事をしたいと言っているのもわかりますよね。
    いろいろと妄想が膨らむ銘柄ですが、今後いろいろと答えが出てくるのを楽しみにしています。

  66. 名前:大旦那 投稿日:2017/01/12(木) 00:23:49 ID:7fe448d55 返信

    誰も指摘されていませんが、
    カンボジアで、日系金融機関のマイクロファイナンスへの進出が相次いでいるようです。
    http://battambang.blog.fc2.com/blog-entry-529.html
    程度は分かりませんが、GLの業績に悪影響があるのでは?

  67. 名前:大旦那 投稿日:2017/01/12(木) 00:43:26 ID:7fe448d55 返信

    三菱東京UFJ銀行が筆頭株主のアユタヤ銀行が買収した、カンボジアのマイクロファイナンス大手Hattha Kaksekarは、
    オフィスの数(本店、支店、サブ支店の合計)が150を超えています。
    http://www.hkl.com.kh/index.html?page=branch_network
    これだけの店舗網があると、GLの業績にそれなりの悪影響があるのでは?
    今回の調査(大げさですが)を終えて、
    GL関連株に投資する場合、様々な情報を自分で集める必要性が強く感じました。

  68. 名前:大旦那 投稿日:2017/01/12(木) 01:13:23 ID:7fe448d55 返信

    64ののがみ様へ
    「昭和ウェッジの信用売買停止」は、証券会社独自の規制です。
    私の愛用している証券会社では、今でも信用売買できますよ。

  69. 名前:ポロ 投稿日:2017/01/12(木) 01:16:09 ID:7a4232abb 返信

    経営者に対する不信感をお持ちの方が少なからずいることは課題だと思います。
    昨年、昭和HDの株主総会に参加したときに、CEOがリストラは一度もやってないと言っていました。
    儲けが全てだったら不採算事業のリストラを行っていてもおかしくないと思いますが、リストラを行っていないは印象的な発言でした。

  70. 名前:海外在住M 投稿日:2017/01/12(木) 02:03:33 ID:203395a34 返信

    ◆成長に関して:与信について
    同じ国であれば5倍も10倍もかわらないような気が僕はします。同じ基準で地域を広げるだけですから。ただし歴史が短い分だけ経済危機や天候不良などで不良債権率があがったりといった事はあるでしょう(現にタイであった)
    ◆経営者に対する不信感について
    僕も少しの不信感は持っています(なので投資額は1/2) が、好意的に考えると『様々な事業をしているのは上場企業を組み合わせて買収や支配する為なのかな』で実質的にはGLに力を入れているものと思う。また情報発信に関しては『雑多で変化する状況』をあまり詳しくまとめるのに時間を注ぐより次に進むために時間を使った方がいいと考えているのかも、少数精鋭でスピード重視かと(あくまで僕の憶測)でも動画での説明や株主への質問を受け付けたりは評価できると思う。

  71. 名前:海外在住M 投稿日:2017/01/12(木) 02:35:29 ID:203395a34 返信

    大旦那さん
    Hattha Kaksekar(以下 HK) に関しては競合する部分もあると思いますが今のところ両者が共に成長できる段階だと思います。人口1500万人の国でHKの客は20万人くらい。成長率も年1〜2割といったところ。僕の推測では200万人くらいは潜在顧客なのかな・・って。
    それとHKはそこそこシッカリした支店やATMがあるので進出コストと時間はかかりそう。銀行がマイクロファイナンスをはじめたような感じ。一方でGLの場合はお店の軒先に『椅子と机とパソコンを置いてGO』みたいな感じなので、特に田舎ではGLのビジネスモデルの方が強そうですね。

  72. 名前:すぽ 投稿日:2017/01/12(木) 08:52:20 ID:589fc6ab0 返信

    海外在住Mさん、ありがとうごさいます。
    ■与信体制について
    与信って今誰がやっているんでしょうか。
    ・与信ができる金融マンをつくるのには1年以上かかる(が、POSなので2週間で済む)
    ・他社は与信管理できず撤退していった
    与信は重要で難易度が高いように仰っていました。GL内でも一部の熟練メンバーの業務なのではないでしょうか。
    だとしたら急激な成長時にはボトルネックになるかもと考えました。いかがでしょうか。

  73. 名前:ポロ 投稿日:2017/01/12(木) 10:48:55 ID:7a4232abb 返信

    与信については、現地から収集されアプリケーションに登録された情報を基に本社のヘッドクォーターが行っています。
    CEOも情報を確認して、おかしなことがないかどうかチェックしているとのこと。
    データベースに情報が蓄積されれば、過去のデータもありますし、難易度は高くないような気はしますが。
    昨年2月のアナリスト説明会で審査から回収までの具体的な詳しい説明がされています。
    WHD アナリスト説明会20160224 第2部(Digital Financeの解説資料付)
    https://youtu.be/P8q1ZExSMT8
    GLは新規進出国においては、当初無理な貸付は行われず様子見に徹します。これは融資や与信データの蓄積を行っていることもある為だと思います。
    データベースが蓄積されてきたらNPLを見極める精度も上がりますし、貸付の蛇口を広げ始めて本格的なフルオペレーションへ移行ということだと思います。
    Jトラストの藤澤社長が昨年11月の決算説明会でGLについて詳しく説明されていのでこちらも参考になるかと思います。
    決算説明会動画(GLについての説明は、動画31分過ぎから。スライド一覧59から再生)
    http://www.jt-corp.co.jp/ir/results_briefing.php

  74. 名前:家賃は 投稿日:2017/01/12(木) 17:11:52 ID:271da6c25 返信

    いまおきた。まさかこんなに議論がすすんでいるとわ。レベル高い議論ありがとうございます。

  75. 名前:家賃は 投稿日:2017/01/12(木) 19:02:16 ID:271da6c25 返信

    銘柄とりあげるまで時間かかりすぎるからしかたないですよね。私の幕はなし。ウエッジに幸あれ!

  76. 名前:アイル 投稿日:2017/01/12(木) 19:43:43 ID:de370bea6 返信

    与信についてはポロさんも書いていますが、各国の本社が一括して行っており、POSの社員は融資申込者の調査のみを行っています。
    申込者の住んでいる所まで出向き本人へのインタビューに加え、家族や近所の人達、村長、知人などにも話を聞きます。
    それらの情報をスマホのアプリに入力して本社に送信します。
    そのデータを元に本社で貸出しできるのか、どの位の金額まで貸し出せるのか判断します。
    融資実行後の回収、支払いが遅れた場合の連絡などもすべて本社が行っています。
    調査データや個々の返済状況のデータが蓄積されていくので、年々与信調査の精度も上がっていきます。
    将来的には蓄積したビックデータを元にAIで判断できるようになっていくかもしれません。

  77. 名前:家賃は 投稿日:2017/01/12(木) 20:15:38 ID:271da6c25 返信

    ウエッジ本体のコンテンツ事業にはだれも触れてないけど、どうみてますか?

  78. 名前:アイル 投稿日:2017/01/12(木) 20:45:08 ID:de370bea6 返信

    ・関連がない様々な事業への進出
    上記の懸念については、ウェッジの会社の沿革を見る必要があります。
    現在のウェッジの事業は大きく3つあり、GLのファイナンス事業、コンテンツ事業、ブティックホテル事業です。
    ホテル事業は規模が小さいので業績への影響はほとんどないので省きます。少ないながらも利益は出ています。
    コンテンツ事業は元々ウェッジが手掛けていた事業で、東南アジアで日本のコンテンツを普及させれば成長させられるという考えから、APFが経営権を握ってからも継続しています。
    現在の経営陣に変わってから加わったのがGLのファイナンス事業になります。
    関連がない様々な事業に進出したのではなく、コンテンツ事業だけを残したという方が正しいです。
    日本のコンテンツはアジアでも人気なので、アジアに密着したグループ力を活かして拡大が可能ですし、私は将来的には金融事業とのシナジーも出てくるんじゃないかと期待してます。

  79. 名前:アイル 投稿日:2017/01/12(木) 20:45:26 ID:de370bea6 返信

    ・定性的な情報は出すが、定量情報は最小限であること
    私は定量情報が最小限とは感じていません。主要事業が海外なので分かりにくい部分はありますが、必要な情報は日本語でも開示していますし、GLの決算短信を読み込めば有益な情報がたくさんあります。
    ウェッジの四半期毎に決算説明資料も開示していますし、動画でも経営者自ら解説するなど、IRについては合格点だと思っています。もちろんもう少し詳しいデータが欲しい項目もあるので、もっと良くなれば嬉しいとは思いますが。
    この会社については、特に自分で調べる意思があるかどうか?で評価が分かれる気がします。調べ甲斐がある会社だと言えますし、調査力で差が出る銘柄とも言えます。
    よく調べたから儲かるという単純な世界ではないですが、よく調べることで保有し続ける握力が増したり、信頼度も上がってくるんじゃないかと思います。
    APFが資金を集めていた頃には、元本保証と言っていたのに保証されなかったなどの書き込みがよくありますが、詳細はよく分かりません。
    5番目の書込みに書いた通りです。
    リーマンショックの様な金融危機が発生すれば、ファンドの償還が困難になることはあり得ます。投資家を裏切っても構わない、と考えているわけではなく、危機時に解約されても全額返済するのは無理だったということではないかと思っています。
    GL株がウェッジのお宝なので、私も当初はウェッジに投資するリスク要因として、経営陣の信頼性が大事だと考えていました
    。株主総会に出席して質疑応答を行ったり、動画を視聴したり、経営陣が語っている事と実際の業績、打ち出している提携戦略などを丹念に見ていく中で、徐々に懸念が薄まり期待の方が大きくなってきました。

  80. 名前:家賃は 投稿日:2017/01/12(木) 20:53:52 ID:271da6c25 返信

    私はコンテンツ事業は撤退して持ち株会社になったほうが良いと思います。しかし動画みたら社長ヤル気満々ですね。もしコンテンツが上手くいけば凄いことになりそう

  81. 名前:家賃は 投稿日:2017/01/12(木) 21:01:57 ID:271da6c25 返信

    最終的には、ウエッジ、昭和、グルプリース、jトラストの統合もあるとみてます。AP Fが実質的のオーナなので、兄しだいでしょうね。

  82. 名前:アイル 投稿日:2017/01/12(木) 21:07:55 ID:de370bea6 返信

    大旦那さんが懸念している競合ですが、競合会社はありますし、今後も増えてくると思います。一方で不良債権の管理に失敗して撤退していく会社も出てくると思います。
    ただGLほど田舎に特化した競合会社はそれほどないと思います。
    Hattha KaksekarもHPを見た限りでは、田舎というより都市部の顧客がターゲットの様に感じました。
    GLはマーケットが小さくて非効率なので、競合があまり入ってこない田舎で、独自のビジネスモデルを磨き続けています。今後競合は増えるでしょうが、信用情報が整備されていない田舎で、自らの足で収集し蓄積したデータや、田舎で割賦販売を行うために改善を積み重ねたノウハウは、目に見えない参入障壁として機能すると思います。
    実際の業績への影響は、四半期決算で状況を確認していく必要があると思います。

  83. 名前:すぽ 投稿日:2017/01/12(木) 21:18:41 ID:589fc6ab0 返信

    ポロさん、アイルさん、ありがとうごさいます。
    与信体制についてもう少しだけご意見を聞かせて下さい。
    POSと与信(本社)を分離していることは一応理解しているつもりです。本来難しいはずの与信がGLだと簡単という話が気にかかっています。
    簡単なら他社もできますし、通常与信はプロフェッショナル性が必要だと思っています。ある程度ノウハウが生きるというのは理解できますが、人材面も重要だと考えています。仕組みがあるので拡大も容易という捉え方をされているのでしょうか。

  84. 名前:アイル 投稿日:2017/01/12(木) 22:03:33 ID:de370bea6 返信

    決して与信が簡単だと言いたいのではありません。
    GLの事業の最大のコストは不良債権だ!と此下社長も強調しています。いかに不良債権を出さないかが重要なので、与信管理には細心の注意を払っています。
    新たに進出した国では、1年間は安全性の高い顧客に限定して、調査結果と返済状況などを確認しながら徐々に拡大していきます。
    昨年7月から事業開始したインドネシアは、融資申し込みの6割はお断りしているという状況です。
    与信の判断は本社で一括して行っているので、本社の与信判断をする人財は重要ですし、充実させる必要があると思います。ただ、過去のデータの蓄積から判断の効率化も進んでいくと思います。
    事業開始当初は慎重に始めて、すべて本社で人間が判断するが、データが蓄積できたらシステム的に判断して、判断が難しい案件のみ人が融資可否を判断する、というようなイメージです。
    本社集中管理だからこそ、このような効率化が可能だと思っています。
    カンボジアで様々な顧客の調査結果と返済データが蓄積されているので、新たに事業開始する国では、返済可能性が高い顧客の中でもサンプル調査的にリスクが高い人、低い人など選んで返済状況のチェックを行うことも可能です。
    その結果をカンボジアのデータと比較して、地域性の違いなどを分析するなど、このビジネスはデータの蓄積・活用が重要だと思います。

  85. 名前:ポロ 投稿日:2017/01/12(木) 22:10:34 ID:7a4232abb 返信

    新興国は日本の様な信用情報機関がなく、他社が与信する際にGLのようなITインフラを構築していないので基本的に紙ベースの審査になるかと思います。
    GLはITインフラを使い、フィンテックを駆使して情報管理を行うので、紙ベースのアナログの与信審査より、圧倒的に情報管理が容易になるかと思います。
    与信は個人の主観ではなく、蓄積された情報データを基に社内で貸付基準が設定されていることと思います。単純に本社の審査する社員はその貸付基準に基づいて融資するかどうかの判定を行っているのではないでしょうか。
    カンボジア、ラオスと低い不良債権比率で推移していますが、個人の主観の与信だったらこの様な結果にはならないと思います。やはり社内で貸付基準が設定されているということでしょう。
    詰まるところ、与信というよりGLと他社との違いは、アナログ管理かデジタル管理というところが肝だと思います。
    ちなみに日本のリテール向けのノンバンクの審査はプロフェッショナル性なんか必要ありません。信用情報センターに照会を掛けて問題なければ、申し込みデータに基づいて社内の貸付基準をクリアしているかどうかを判定するだけなので。

  86. 名前:アイル 投稿日:2017/01/12(木) 22:20:06 ID:de370bea6 返信

    ポロさんの言う様に、ある程度データが蓄積してきたら、貸付基準を設定して機械的に判断しているんでしょうね。
    景気動向などを見極めながら、貸付基準を緩めたり厳しくしたりという微調整は、人間がしていると思いますが。
    事業拡大のポイントは、人財というより融資する資金をどれだけ調達できるか?の方なのかもしれません。
    その点でインドネシアモデルはGLにとっても、銀行にとってもwin-winの良いビジネスモデルだと思います。

  87. 名前:すぽ 投稿日:2017/01/12(木) 22:42:17 ID:589fc6ab0 返信

    アイルさん、ポロさん、ありがとうございます。
    アイルさんの情報を一括で集めて少しずつ学んでいくというストーリーはイメージができるのですが、ポロさんがおっしゃる「Fintechを駆使した自動与信」という話はイメージがつきませんでした。
    他の金融機関は紙審査というのもにわかには信じられません。また、少し情報を集めたぐらいで自動で基準が決められるようなら、他社が与信コントロールできず撤退するという話と整合性が取れないようにも思います。
    もちろん私の話も推論の域を出ませんので、情報がない限り結論は出ない内容だとは思っていますが。

  88. 名前:アイル 投稿日:2017/01/12(木) 23:43:50 ID:de370bea6 返信

    2人ともイメージしている姿はそんなに違わないと思います。
    銀行の残高証明や給与証明などの紙ベースの証明書などない様な人が融資対象なので、通常の銀行融資のような紙ベースの証明書、書類類を提出して与信審査するスタイルとはまったく異なります。
    融資申込者の自宅まで行って、直接話を聞き、周りの人にもどんな人物なのかなどを聞いて情報を集めます。
    例えば、3世代に渡ってその村に住んでいるなら、与信枠5万円
    村長さんや近所の人から、真面目な人だと評価されていたら、与信枠5万円
    みたいな感じなんだろうと思います。あくまで想定ですが。
    なので、その住所に何年くらい住んでいるか、周りの人からの人物評はどうか?などの情報をスマホのアプリに入力して送信します。
    送信されてきた情報を本社で確認して与信審査を行います。
    この一連の流れをデジタルファイナンスと呼んでおり、ポロさんが「フィンテックを駆使して情報管理を行う」というのはこの部分も指していると思います。
    この調査情報に加えて、融資後は返済状況の情報も紐付けして蓄積されていくので、GLが信用情報センターみたいな位置付けになっています。
    最初は属性値の高い人から融資を開始し、徐々に広げていくのだと思います。
    情報が蓄積していくにつれて、属性値毎の貸倒率なども把握できるので、送られてきたデータを元に自動で融資可否の判断もできるようになっていくと思います。
    この情報活用も含めた全体像を「フィンテックを駆使して情報管理を行う」と表現しているのだと思います。
    都市部の顧客は銀行口座も持っていますし、定期収入もあるので、銀行の残高証明や給与証明などの紙ベースの証明書を提出することができます。
    繰り返しになりますが、GLが対象としている顧客層はこうした書類が無い人たちなので、他社では審査ノウハウが乏しく、貸し出すのは簡単でも回収に苦労して撤退していくようです。

  89. 名前:ポロ 投稿日:2017/01/12(木) 23:44:26 ID:7a4232abb 返信

    他のファイナンス会社が紙ベース云々の話しは、事業説明会の中で社長もされているので、そちらを参照して頂ければと思います。
    私は自動与信とは一言も述べていません。文章がわかりづらかったようでしたらすみません。
    ラジオNIKKEIの向後さんが先日、Jトラスト藤澤社長とGL此下会長にインタビューをしてきまして、昨日の放送でGLの貸倒率の低さについて述べていました。
    具体的には、これまで培ってきた某大なデータと地域地域に密着した繊細な分析を行っていて、各土地によって融資基準の調整を行っており、地域に密着した情報網や解析によるスコアリングモデルとのことです。
    スコアリングモデルとは、項目を一定のルールに基づいて点数化し、評価するものです。
    スコアリングを行っているということは、それが貸付基準になりますから、スコアリングルール上の点数に基づいて融資の可否を判断しているということになるかと思います。
    新規進出国は、情報データの蓄積や地域の分析が必要になりますから、それもあり当初は様子見という姿勢での展開と考えます。

  90. 名前:海外在住M 投稿日:2017/01/12(木) 23:52:06 ID:203395a34 返信

    ◆与信について
    与信はノウハウなので細部まで公表はしないでしょうね。現場のスタッフが状況を確認しPOSで打ち込み本部で審査する。(このスタイルが他地域に早く広げられる理由ですが、スタッフを引き抜けばコピーされるノウハウだとは思います)
    僕なら『何に必要なのか』『担保があるか』『保証人はいるか』『家族が働いているか(家族構成も含む)』『病気(家族も含むはあるか)』『地域とのつながり(逃亡の恐れ)』あたりは聞きそう・・・バイクや農機具なら購入額の何割かは担保価値として算出できそうですし、貧乏な人は病気や事故で返済計画が一気に狂うってことはありがち。嘘は考えられるのでそれを前提にして『回収できるか』は重視してるでしょうね。
    また返済は少額で頻度が多めなのかもしれません(憶測)・・・・返済に困ってきても少額であれば臨時の仕事を入れるなどして遅延しつつも返せる。返済できなければ担保として持っていかえることを考えれば頑張る。でもその遅延は『焦げ付き』の予兆なのでその段階で警戒をすることができる。
    商売としては正当だと思いつつも、客が喜ぶケースばかりではない商売だとも思いますね。

  91. 名前:海外在住M 投稿日:2017/01/13(金) 00:06:17 ID:55568deca 返信

    ◆コンテンツ事業について
    事業規模から言っても『おまけ』だと思っている人がほとんどでは??もちろん事業ごと売却して集中する方法もありますが、それを選択していない。CEOがそれ自体に可能性を感じ、ビジネス(やアニメ)を楽しんでいるのかな??って思います。またリストラせず再建し発展させるやり方はハゲタカっぽくなくていいですね。
    逆に意地悪にとらえると、ウェッジを買収しコンテンツを切って別で買収したファイナンスを始めると『裏口上場』と言われかねない。からそれを避ける為にしている(という仮説)・・・まぁそういう側面はあるのでしょうが・・・。

  92. 名前:すぽ 投稿日:2017/01/13(金) 00:11:00 ID:589fc6ab0 返信

    アイルさん、ポロさん、海外在住Mさん
    みなさんからご意見をいただき与信のイメージがだいぶ湧きました。ありがとうございます。
    デジタル/アナログの違いというよりも「確実な証拠しか関心を持たない金融機関」
    と「やや定性的な情報まで踏み込み、総合的に与信を行うGL」という違いと捉えています。そして、その情報はどの金融機関も踏み込んでいなかったため、GL唯一の情報となり、強みになっているということですよね。
    また、市場拡大時にはこの与信ノウハウの蓄積は難しくもあり重要なポイントになると理解しました。
    ありがとうございます。

  93. 名前:パラッツォ 投稿日:2017/01/13(金) 13:03:14 ID:5737a358d 返信

    初投稿です。いつもロムだけですが、すぽさん始め、皆様のハイレベルな議論はいつも勉強させて頂いております。
    >家賃は 氏
    横からですみませんが、分析をお願いしていた立場でありながら、「議論を開始しますよ」というすぽさんの1/7時点の呼びかけを何日も放置した上、放置したことへの謝罪は一言もなく、それどころか、「銘柄とりあげるまで時間かかりすぎる」などと、すぽさんを非難するかのような、礼儀を欠くと言われても仕方ない言動までされていることは、適切ではないように感じます。
    悪意は無いのだと思いますが、ネットは文章でしか表現できませんし、文章からしか判断されないので、もう少し、表現方法に留意されては、と感じますが、いかがでしょうか。
    (議論に水差すようで申し訳ないです。不適切でしたら削除くださいませ)

  94. 名前:家賃は 投稿日:2017/01/13(金) 13:16:37 ID:9202beb5d 返信

    議論まで1カ月以上たちましたからしかたないですよね。あれからだいぶあがりましたし、忘れたころに議論されてますからね。しかし高レベルの議論には感謝してます。

  95. 名前:家賃は 投稿日:2017/01/13(金) 13:25:00 ID:9202beb5d 返信

    人気ブログなのでとりあげるまで時間はかかるのは仕方ないと思いますが、相場は生き物ですから。ウエッジのようにまだまだこれからの会社もありますが、そうでない会社もあります。批判されるのはいかがなもんかと。

  96. 名前:すぽ 投稿日:2017/01/13(金) 13:58:28 ID:589fc6ab0 返信

    家賃はさん
    謝罪もなく謎の言い訳をされていて驚きました。
    アイルさんが受けなければ、私の事前準備はゴミになるところでした。生きものなどというなら、さっさとキャンセルして下さい。
    あなたの分析依頼は二度と受けるつもりはありませんので悪しからず。

  97. 名前:アイル 投稿日:2017/01/13(金) 17:47:53 ID:e72d5e5d5 返信

    海外在住Mさんの指摘している
    ウェッジの買収目的は私もずっと疑問だったんですが、最近のコンテンツ事業への力の入れ様を見ると、コンテンツ事業に期待して経営権を取得したんじゃないかな?と思うようになりました。
    業績が低迷して時価総額の小さな会社は他にもあるわけですし、ウェッジは特に資産を持っている会社でもありません。国内のコンテンツ事業は小粒なものの、APFが持つアジアのネットワークを活かせば拡大できると期待した部分もあるんじゃないでしょうか。
    裏口上場を狙ったとしても、現在まで特にメリットはないですよね?
    公募増資をしているわけでもないし^_^;
    あくまで推測ですが(笑)

  98. 名前:すぽ 投稿日:2017/01/13(金) 18:08:19 ID:589fc6ab0 返信

    家賃はさん
    反省や謝罪がないなら書き込みもご遠慮下さい(一部のコメントを削除しました)。2chとかでやってくださいね。

  99. 名前:マナフィ 投稿日:2017/01/13(金) 19:01:04 ID:f60ba55f8 返信

    アイルさん ご教示頂きありがとうございます。
    アイルさんのブログを拝読させて頂きました。三現主義を実践されているようで、とても参考になりますね。
    皆様すでに読まれていると思いますが、参考図書を紹介させて頂きます。
    此下竜矢 著「日経新聞には載らない アジア投資で稼ぐ必勝法」です。
    経営陣に不信感を抱く方が多い様子ですので(此下竜矢さんに不信感を抱いてる方は少ないかも笑)、彼らの考え方や信念について知る機会になるかと思われます。ぜひご一読を。

  100. 名前:すぽ 投稿日:2017/01/13(金) 23:11:48 ID:589fc6ab0 返信

    意見もそろそろ出尽くした感じですかね。他に議論したい点はありますか?アイルさんどうですか?

  101. 名前:ぴろー 投稿日:2017/01/13(金) 23:42:45 ID:f254dc992 返信

    すぽさんこんにちは、
    以前CIJとスター・マイカでお世話になりました。連載おめでとうございます!
    コメントは表示されなくても構いません。一点だけリスクの点で漏れがあるように思いました。
    上場企業で金融系の会社にとって、監査意見は非常に大切な信用情報だと思います。ウェッジの監査人はいわゆるBIG4でも準大手でもなく、弱冠信用に問題のある監査法人だと思いました。
    会社を悪く言うつもりはありませんが、投資はリスクとリターンなので、リスクとして認識しておくのが良いと思います。

  102. 名前:アイル 投稿日:2017/01/14(土) 00:24:21 ID:379be7fd1 返信

    確かにウェッジの監査法人は元和という小さな監査法人ですが、事業の主要部分を占めている子会社のグループリースは、EY Office Limitedが監査しているので、問題ないと判断しています。
    ウェッジの連結決算の財務諸表の大部分はGLの資産が占めているので、ウェッジ自体の監査法人より、GLの監査法人の方が重要性は高いと思います。
    私はウェッジやGLについて、一人で語り過ぎだろ!と言われるくらい書き込んだので、あとはすぽさんが判断してください。
    まだ足りない部分があれば、分かる範囲で私の考えを書き込みたいと思っています。
    また、今後も私のブログではウェッジやGLについての記事もアップしていきますので、ウェッジやGLに興味を持って頂いた方は、ぜひ私のブログもチェックしてくださいね!
    すぽさんのブログと相互リンクして頂くことは可能ですか?

  103. 名前:すぽ 投稿日:2017/01/14(土) 09:27:00 ID:589fc6ab0 返信

    アイルさん、今回は議論を主導していただきありがとうございます。
    相互リンクの件はもちろんよろしくお願いします。早速リンクしました。
    そろそろまとめると言っておきながらなのですが、昭和ゴム労働組合とAPFとのトラブルの情報(労働組合のブログ)を見つけました。2011年の記事です。
    http://blogs.yahoo.co.jp/showa_rubber_rouso/25370904.html
    http://blogs.yahoo.co.jp/showa_rubber_rouso/24618241.html
    トラブル元なので厳しく書いている可能性はありますがこれを読む限り闇株新聞の表現もうなづけるよう思います。どう捉えていらっしゃいますか。

  104. 名前:家賃は 投稿日:2017/01/14(土) 15:19:58 ID:e99a420ff 返信

    良い銘柄にめぐりあえたね。あれから1カ月以上株価は2倍近くあがりました。なんであやまらなけれないけないんでしょうか?

  105. 名前:すぽ 投稿日:2017/01/14(土) 16:07:22 ID:589fc6ab0 返信

    ちょっと何言ってるか分かんないんですけど?
    (サンドイッチマン風)
    二度と書き込みしないでくださいな。それでお終いですよね。

  106. 名前:大旦那 投稿日:2017/01/14(土) 18:31:57 ID:2ce7e118c 返信

    103のすぽ様へ
    トラブルの件を記事にした大学教授をAFPが名誉毀損で訴えましたが、
    請求は棄却されました(AFPが敗訴しました)。
    ◆http://blogs.yahoo.co.jp/freedom_2013_showa/53581054.html
    ◆http://straydog.way-nifty.com/yamaokashunsuke/2014/06/post-55bf.html#_ga=1.234645785.666901781.1484383730
    トラブルの大元の原因は、AFPが、子会社化した昭和ゴムの資産を社外に流出させたことでしょう。
    でも、個人的には、子会社化した会社の資産を親会社のAFPがどうしようが問題ないように思います(倫理的には問題ありそうですが・・・)。
    私の結論。
    ウェッジは完全無欠の会社ではないので、良い子は買わないほうが良いでしょう。
    でも、倒産寸前までいった会社の業績が劇的に改善して株価が大化けするような展開が好きな方(私もその一人です)には、お薦めかも。

  107. 名前:ヤリ手ジジイ 投稿日:2017/01/14(土) 20:15:47 ID:6bed0626b 返信

    ずっと見てたんですけど、サンドイッチマンに我慢出来なくて
    書き込んじゃいましたw
    さすが、小ネタの魔術師!
    すぽさんを褒めちぎったところで、本題。
    なんか優良銘柄が云々と言うよりも、経営者の好き嫌いでかなり評価が
    分かれそうですね。
    少なくとも私はそうです。
    ビジネスモデル自体は面白いし、海外展開なので伸びシロもありそうですが。
    経営者が多少ブラックでも、業績伸ばせばOK
    VS
    ビジネスモデルは良いけど、経営者が落とし穴掘ってそう
    みたいな。
    今まで株価がGLの業績にサヤ寄せしなかったのは、経営者の
    悪い部分がネックだったのは否めません。
    今は個人的に高値水準なので手出しはしませんが、
    議論の推移も含めて、監視します。

  108. 名前:サラリーマン投資家ai 投稿日:2017/01/14(土) 21:06:40 ID:fe58631d8 返信

    すぽさん、初めまして。
    ブログで定期的にウェッジHDの分析をしているaiというものです。8月からホルダーとしてウェッジHDを見続けていますが、その中での私の考えをまとめましたので、僭越ながら投稿します。
    〈ウェッジHD(GL)ユニーク性〉
    群を抜いた成長目標(2018年までに利益20倍)
    素早い事業展開(2017年中に20カ国進出)
    的確なM&A戦略(BGMM、CCF、BIT)
    フィンテックの活用(アプリ自社開発)
    安価な初期投資(スマホと机と人)
    有力企業との提携(トゥルーマネー、AKMグループ)
    販売店からの収入(SME融資)
    高い参入障壁(田舎、銀行口座非保持層、地域密着)
    社長のカリスマ性(海外経験豊富、阪大文学部卒)
    ダブル代表制(益司氏、竜矢氏)
    銀行との強いパイプ(Jトラスト銀行)
    3,000億円企業を支配(議決権過半数保持)
    〈ウェッジHD(GL)潜在的リスク〉
    増資リスク(GLの新株予約権行使)
    為替リスク(ドル、バーツで資金調達)
    貸倒増加リスク(サブプライム層への貸付)
    担保価値低下リスク(バイク需要)
    競合リスク(マイクロファイナンス)
    金融規制強化リスク(高金利、高回収率、高利益率)
    GL非子会社化リスク(持分比率低下)
    リピュテーションリスク(APF課徴金)

  109. 名前:アイル 投稿日:2017/01/15(日) 00:51:22 ID:5bbba9014 返信

    今日はゲーム会&新年会だったので、回答が遅れてすみません。
    新年会でもブログでの議論見てますよ!と何人にも言われました。
    昨年の昭和ホールディングスの株主総会に参加しましたが、出席者の過半数は労組関係で、質問も労組関係者が入れ代わり立ち代わりという感じでした。ヤジや怒号も飛ばすし、最初は総会屋が集結しているのかと思いました^_^;
    昭和HDは増資などでそこそこ資産はあるものの、本業が赤字続きで時価総額も低迷している会社でした。APFが経営権を握る前も、シナジーも無さそうな会社を高額で買わされては減損を計上している様な状況で、労組のページには『APFに骨の髄までしゃぶられて挙句の果ては「倒産」「解散」「廃業」「別のファンドへの売却」など破滅の途を辿るだろう』と書いてありますが、私から見ればAPFが経営権を取得していなかったら今頃会社は存続していないんじゃないか?と思います。
    架空増資で資金を流出させたと言っていますが、その資金でGL株を取得しています。昭和HDに取ってもGLの業績寄与が一番大きいわけですから、「架空増資で資金を流出」というのは言いがかりに近いと思います。
    2008年にリーマンショックがあったことから、その後のAPFのファンド運営が厳しかった事は事実だと思います。ただそれはAPFに限ったことではなく、他のファンドも厳しい状況に追い込まれていました。
    APFが集めた資金を償還に回す自転車操業を続けていたのなら、償還に窮していると報道された2011年に破綻していたと思います。
    破綻せずに今日まで生き残れたのは、集めた資金を本来の目的の投資に回していたからではないかと思います。
    昭和HDの株主総会に参加して、経営陣と組合側のやり取りを聞いていて、私は上記のように感じました。

  110. 名前:アイル 投稿日:2017/01/15(日) 01:04:47 ID:5bbba9014 返信

    大旦那さんのリンク先に
    「2000年以来いくつかのファンドが昭和ゴムを支配し、会社の財産と信用力が失われてきました」と書いてある通り、APFが経営権を取得する前の昭和ゴムは酷い経営状況でした。APFもそれらと同様のファンドだと見なされていたんだろうと思います。
    ただ、社外流出した資金で「APFの保有株式を購入させられる」と書いてありますが、取得した保有株式がGL株になります。
    GL株が全く価値のない株であれば、労組の主張通りだと思いますが、GLは当時もタイ市場に上場して利益を出していた会社であり、それ以前に出資しては減損を出していたような投資先とは違います。
    GL株を取得していなければ、今の昭和HDの業績は達成できていません。
    GLは素晴らしいが、ウェッジや昭和HD、APFの経営者は信頼できないから評価が低いんだ!というのはおかしな話です。すべて実質的な経営者は同じです。APFの経営者が信頼できないなら、GLも信頼できない会社のはずです。
    今週はずっとこの議論の書込みをしてきましたが、ビジネスモデルは素晴らしいが経営者が信頼できない!という部分で、何度も議論が繰り返されている気がします。
    会社関係者でもないのに、なぜここまで経営陣の弁護(笑)をしなければならないのかという感じです^_^;
    経営者が信頼できるかどうかは、ネットの情報を見るだけではなく、自分自身の目で経営者を見て、個々に判断するしかないと思います。
    私は毎年株主総会に参加して経営陣と質疑応答などもしてきましたし、IR動画なども何度も確認して、今まで書いてきたような結論を導き出しました。

  111. 名前:アイル 投稿日:2017/01/15(日) 01:05:03 ID:5bbba9014 返信

    私の人を見る目が正しいかどうかは分かりませんし、今後の推移を見てもらうしかありませんが、私はネット上の真偽不明な情報より、自分自身が経営者から感じた印象の方を重視しますし、経営者と会った方々の印象を重視します。
    此下会長にはお会いしたことがないので、頻繁に会っているJトラストの藤澤社長の発言を参考にさせて頂いています。
    人が信頼できるかどうかは抽象的な問題であり、この部分についてはこれ以上議論しても無駄ではないでしょうか?

  112. 名前:ポロ 投稿日:2017/01/15(日) 01:57:27 ID:a1786cb4c 返信

    6年前の記事ですか。
    その当時から今となっても昭和ゴムは解体されてないし、株主総会の中でリストラも行ったことはないと言ってました。
    マレーシア、タイ、ベトナム、インドネシア、中国とゴム事業も海外進出していて国内に留まらず事業拡大の経営を行っていると思います。前期の通期決算実績は営業利益で黒字転換を達成しました。
    個人的に、ほんとに記事にあるような悪質なハゲタカファンドや経営者だったら現在の結果にはなってないと思います。
    2年前のGL此下会長のインタビューにA.P.Fについての言及がありました。
    http://www.wedge-hd.com/interview/201503_3.html
    >APFは単なる金儲けファンドではなく事業を重視していた
    法人を買収し、それを売却して利益を得る。決して事業には手を出さない。ところがAPFは単なる通常のファンドではなく、事業も行っている。
    此下 APFはファンドとしては、3年前にすべて終了しておりますし、今はファンドというスタイルでは無いです。基本方針は、よく理解している事業に対して投資を行い、その後、事業の中核に入り経営に参画することです。
     いろいろな会社に投資をさせていただきましたが、そのすべての会社について、その方針でやってきました。現在はファンドというスタイルでは無いですけども、自分の投資、経営の哲学を貫いています。投資することは目的ではありません、手段です。目的はその企業の事業価値を高めること。自分自身がその会社の事業価値向上に貢献できると確信したらその会社に参加します。

  113. 名前:トルネコ 投稿日:2017/01/15(日) 02:41:39 ID:837bfb522 返信

    ウェッジHDの適正なPERを評価するに当たって、利益率を大きく左右する「貸倒率」について検討させて頂きたいです。
    会社説明の動画(https://www.youtube.com/watch?v=9qT_TOLjUHs&feature=youtu.be 24分から)では、「カンボジアの不良債権率は2%超えていない。タイでは1.5%。10%でも利益が出る。」とあります。
    これ正しいものとして、今後低い貸倒率は続くのかが気になりました。
    少し古いですが、金融庁の日本の消費者金融の貸倒率の推移を表したグラフがありました。(http://www.fsa.go.jp/singi/singi_kasikin/siryou/20060727/18-15.pdf)
    2ページ目下に1983年~2006年までの日本の消費者金融大手5社の貸倒率が青線で書かれているのですが、規制金利の引き下げなどの影響により貸倒率貸倒率は1%付近から10%弱まで大きく変化しています。
    消費者金融を利用する人は、借金を返すために借金を借金で返す傾向にあり、通常時の貸倒率は低水準ではあるが、法律の改定や社会情勢により貸倒率が一気に上昇する性質があるのだと思います。
    ウェッジHDの適正なPERを推定する上で保守的に考えるならば、将来的に貸倒率が上昇する可能性があるものとしてEPSを控えめに予想した方が良いのではないかと思うのですが、どうでしょうか?

  114. 名前:すぽ 投稿日:2017/01/15(日) 11:24:00 ID:589fc6ab0 返信

    アイルさん、みなさんありがとうございます。
    議論が回っているように感じられてしまったのであれば私のせいですね。申し訳ありません。
    「大切なお金は信頼できるところだけに預ける」は投資の第1条ですので、細かいようですが重要だと思って議論させていただいています。
    信頼できるかは仰る通り個人の捉え方によるので意見が分かれると思います。私が認識している事実にズレがないかを中心に再確認させてください。
    ・APFはリーマンショック時に投資家に元金を返金できないような状況になったことがある
    ・APFは昭和ゴムを2008年に12億円で増資(買収)し、3ヶ月以内に昭和ゴム資産(27億円)をAPFに移動。入れたお金はGLの投資に使い効果的な投資に繋がった。
    ・昭和ゴム労働組合とは対立。ホールディングス化による話し合いの場をシャットアウトや不当解雇を実施。不当解雇は会社側が敗訴。
    http://blogs.yahoo.co.jp/showa_rubber_rouso/37813656.html
    間違った情報があれば指摘をおねがいします。
    >ポロさん
    情報ありがとうございます。会社側の情報をもって事実だと捉えようとするのは危険ではないでしょうか。上記情報が正しいのであれば、
    ・「増資→資産移動」は行なったが、事業価値向上のための投資しかしないと語っている
    ・不当解雇はしたが、リストラはしていないと語っている
    ということになります。
    私の捉え方は大旦那さんやヤリ手ジジイさんに近いです。

  115. 名前:夢見 投稿日:2017/01/15(日) 19:48:04 ID:e5e2e9bd2 返信

     今までの議論の論点とは少しそれるかもしれません。ただ、考慮されていないと思われる点、個人的に重要と思われる、個人的な意見等について書かせていただきたいと思います。参考になれば幸いです。
     
     まず、ウエッジHDとGroup Lease PCLの関係です。決算上では両社は親子関係となっています。ただ、皆さんが考慮したいない点だと思われますが、ウエッジHDはGroup Lease PCLを間接的においても50%超の議決権を保有していないはずです。よって、単純な持ち株基準によると親子関係とは判定されません。果たして今後も影響力を保持できるのかは未知数だと考えられます。
     次に、単体での決算です。同社は単体ではキャッシュフローの創出能力はほとんどありません。資産の内容は関係会社株式及び関係会社への貸付金です。これらの資産の投資のための回収を見込まないのであるとしたら利息と配当金をもらう必要がありますが、子会社の金融業という性質上現在投資段階にあるとしたらそれほどの額は望むことはできません。どこからか資金調達する必要があります。
     第3に、同社の資産は実質外貨での資産保有です。資本が多いので今問題とはなりませんが、新興国の通貨建てで実際には保有していることを考えると資金調達上制約になるのではないでしょうか?(新興国通貨建ての資産の比率が高い企業に銀行はお金を貸したいと思うでしょうか?)、また借り入れによって賄うにしても財務の安全性は維持できるのでしょうか?
     第4に外貨変動リスクです。資金調達は円で、投資は外貨建てです。特に、新興国の通貨建てであるというのはリスク要因でしょう。
    個人的には、新興国相手の金融業である点、そして国内に基盤と呼べる事業のない点がリスクにみあったリターンはないと判断しています。特に、議決権が足りないことについてはさらなる議論が必要なのではないでしょうか?

  116. 名前:大旦那 投稿日:2017/01/15(日) 21:41:16 ID:ae5d46ebf 返信

    115の夢見様へ
    親子関係は、議決権の保有割合だけで決まるわけではありません。
    http://www.watanabeoffice.jp/_src/sc921/98A8C8B82CC94CD88CD.pdf
    事実、5%の議決権しか保有していないにもかかわらず、連結子会社になっている例を私は見たことがあります。

  117. 名前:アイル 投稿日:2017/01/15(日) 22:23:59 ID:a0265c6fa 返信

    トルネコさんの指摘している点ですが、消費者金融とGLの行っているマイクロファイナンスとは根本的に違うビジネスだと思っています。
    消費者金融は先進国のビジネスで、銀行口座やクレジットカードを持っているものの、銀行からも融資を受けられない、クレカのローン枠も無くなったような人が最後に利用する手段だと思います。
    もちろん預金残高が無くても手軽に借りられるので、給料日までの繋ぎで利用するケースも多いと思いますが、貸倒率が悪化したのは多重債務者などリスクが高い人に貸した結果だと思います。
    一方でGLのマイクロファイナンスは、銀行の支店が近くにないので銀行口座も無く、収入証明などもなく、身分を証明できるのは住民番号くらいという人が対象です。お金を貸してくれる人が親兄弟などを除いて誰もいなくて、生活を向上させるすべがなかなか見付からない状況に置かれています。
    GLから融資を受けてバイクなどを購入することで、徒歩圏外の今より収入の良い工場に勤務できたり、農作物をより高く買ってくれる町まで運ぶことができたりして、収入が増えて生活も豊かになります。
    貸倒リスクの高い人に貸すわけではありません。
    従来のファイナンスサービスの枠外に置かれていた人たちに、独自のビジネスモデルで金融サービスを提供しています。

  118. 名前:アイル 投稿日:2017/01/15(日) 22:24:37 ID:a0265c6fa 返信

    24分からの説明の中の、タイで1.5%というのは子会社タナバンで行っている中古バイクなどの資産を担保にした貸付事業の貸倒率です。
    タイの新車バイクの貸倒率は5%程度だったと思います。一時期タイ経済が低迷した際に貸倒率が悪化し、与信基準を厳しくして対応したので、現状の貸倒率は徐々に低下しています。
    貸倒が最大のコストなので、与信管理にもっとも力を入れていることは、76前後、84以降のコメントで書いていますので、そちらをお読みください。
    GLは此下会長が壮大な将来ビジョンを語るので、一見イケイケな会社に思われがちですが、現地の有力企業や有力者と組んで成功確率を高めて事業を開始し、その後も1年程度は貸倒率などを見極めて慎重に拡大していくという保守的な会社です。
    その辺りがバランスシートにも表れています。

  119. 名前:hiro123 投稿日:2017/01/15(日) 22:44:34 ID:1bcf97d13 返信

    GLのファイナンスの仕方について、分かりやすい記載がありましたので、
    下記に抜粋させていただきます。
    此下 
    お金が無くてもバイクが欲しい場合、まずディーラーさんに行きます。そのディーラーさんの中にうちのデスクがあります。そこで相談を受け付けています。収入や職業などいくつかの質問をさせていただき、その回答がそのまま我々のセンターに送られます。やがて、タイだったら30分、カンボジアでも1時間から1時間半くらいで、ファイナンスプランが返ってきます。この場合の担保はオートバイだけです。銀行やコンペティターとの違いは、彼らは家や土地を担保にするんですよね。それだとお客様が万が一返済できなかった場合、家を売らなくてはならない。我々はお客様の生活を邪魔しない、破壊しない。これが基本です。
    <出典>
    http://www.wedge-hd.com/interview/201503_1.html
    http://www.wedge-hd.com/interview/201503_2.html
    http://www.wedge-hd.com/interview/201503_3.html

  120. 名前:アイル 投稿日:2017/01/15(日) 23:02:41 ID:a0265c6fa 返信

    「大切なお金は信頼できるところだけに預ける」は投資の第1条というのは、私もその通りだと思います。
    皆さんが探してきたようなネット上の書込みは、数年前にほとんど読んでいます。
    私も最初は色々と問題がありそうな会社だな~と感じて、少額しか投資していませんでした。
    ただビジネスモデルは独特で興味深いですし、株主総会での質疑応答や動画を見て、業績推移を確認し続けることで、労働組合側の主張やネット上の書込みの方に違和感を感じるようになってきました。
    数年間継続して見守ってきて現在の心境に至っているので、初めてネット上の書込みを見て不安に思うのは当然の事でしょうし、私が何度も組合側の主張より経営陣の主張の方が説得力があると言っても、すぐにはそう思えないのも仕方ないと思います。
    実際私もそうでしたから。
    GLは独自のビジネスモデルで成長期待も高いと思っていますので、この議論を見ている方々には、ぜひ今後も経営陣の発言内容や打ち出す戦略、業績推移などを見守ってほしいと思います。
    それらを見てもやはり信頼できないと判断するなら投資はしない方が良いと思います。
    継続してチェックしていく中で、経営陣は有言実行で信頼できそうだな~と感じるようになったら、それからさらに詳しく調べてウェッジへの投資を検討すれば良いと思います。
    ビジネスモデル自体に魅力を感じないなら、継続チェックする必要もありませんが(笑)

  121. 名前:アイル 投稿日:2017/01/15(日) 23:05:43 ID:a0265c6fa 返信

    ・APFがリーマンショック後に資金繰りが厳しくなったのは事実だろうと思います。
    ・APFは昭和ゴムに出資しましたが、昭和ゴムの事業自体に大きな成長性は期待できず、成長投資もそれほど必要でなかったので、投資が必要になるまで余資をAPFの発行した債券で運用することにしました。これが社外流出と労組が指摘している部分です。
    APFはその資金でウェッジHDを買収し、ウェッジはAPFから調達した資金でAPFからGL株を購入して、ファイナンス事業に進出しました。
    APFは昭和ゴムが保有しているAPFの債券の償還時に一部は現金で支払い、残りはウェッジHDの株式で返済しました。債券額よりウェッジ株の評価額の方が上回っていたので、価値のない株を昭和ゴムに押し付けたわけではありません。
    こうして現在の資本関係になっています。
    APFはその後もGLの経営に力を入れるとともに、昭和ゴムのゴム事業、ウェッジのコンテンツ事業とも、東南アジアでの事業経験・ネットワークを活かして、立直しを図っています。
    昭和ゴムは赤字続きの会社でしたが、労組は茹でガエルの様な状態で、居心地の良いぬるま湯に浸かっていたのに、いきなりよく分からない経営者が乗り込んできて、赤字が続いてきた事業を立て直すため、今までのぬるま湯から厳しいビジネスの現場に放り込まれて、抵抗しているのだと思います。
    昭和ゴムもウェッジも同じ経営者に変わっているのに、ウェッジではそのような問題が発生していなことからも、昭和ゴム労組の一部の人が反対運動をしているだけだと思います。

  122. 名前:アイル 投稿日:2017/01/15(日) 23:12:41 ID:a0265c6fa 返信

    ポロさんが112で書いていることも、その通りだと思います。
    ゴム事業もずっと赤字が続いていた頃と比べて、着実に体質改善が進んでいると思います。
    ポロさんも昨年の昭和HDの株主総会に参加していたと掲示板に書き込んでいたと思うので、総会での労組と経営陣のやり取りを聞いたうえで、経営陣の主張の方が理にかなっていると判断したのだろうと思います。
    ずっと赤字が続いて衰退の道を辿っていた昭和ゴムは、経営陣が変わって普通の経営を始めたことで着実に体質改善が進み、業績も改善してきています。
    それが、労組の言う乗っ取りファンドではないという何よりの証拠だと思います。
    夢見さんの指摘事項は、GLのビジネスモデルを理解すれば自然と解消する内容だと思います。
    まずは昨年末に開催された事業説明会のビデオと質疑応答を聞くことをお薦めします。
    日本から新興国に貸付けを行っているわけではなく、新興国のファイナンス会社GLが現地通貨で資金調達をし、現地通貨で貸付けを行っています。GLへのウェッジからの出資は日本円で行っているというだけです。

  123. 名前:ポロ 投稿日:2017/01/16(月) 00:04:35 ID:035a908c7 返信

    昭和ゴム労組が騒いでいた増資の件ですが、架空増資の疑いで証取委の調査が入りましたが、除斥期間が満了し、昨年押収物も全て返還され、ペナルティーはなしという現状ですね。
    貸倒率については、アイルさんが詳しく説明されていますね。
    GLの連結P/Lの推移を見ると、売上は増加している一方で、不良債権額や没収資産売却損額は横バイから低下傾向で推移していて、NPLが一番のコストと言っていることが如実に決算書にも現れていると思います。

  124. 名前:すぽ 投稿日:2017/01/16(月) 08:47:18 ID:589fc6ab0 返信

    アイルさん、詳しい情報ありがとうございます。
    APFとしては様々な選択肢がある中で、誠実な選択肢を選んでいるという捉え方は理解できます。
    APFの資金繰りの苦しさから昭和ゴムのキャッシュを借りたのだろうとは思うものの、しっかり返済していることに加えて、ゴム事業の立て直しも行っており義理堅いですね。
    不自然な資本関係がずっと疑問だったのですが理由が分かった気がします。
    改めてそろそろまとめに入りたいのですが、みなさんいかがですか?

  125. 名前:ポロ 投稿日:2017/01/16(月) 10:12:29 ID:fcc2939aa 返信

    すぽさん、議論の取りまとめに賛成致します。
    様々な視点からたくさんの方の投稿を拝見し、新たな気づきもあり勉強になりました。
    今回、この様な議論の場を設けて頂き、ありがとうございます。

  126. 名前:アイル 投稿日:2017/01/16(月) 12:42:53 ID:d04b2b59d 返信

    すぽさん、ありがとうございます。
    ヤフー板では、来月発表の1Q決算は凄いことになる!などの根拠の薄い書き込みが多くて困りものですが、このような議論ができる場を用意頂いて感謝しています。
    経営陣がGLの今期の利益は倍以上になるだろうという見込みは示していますが、1Qから倍以上になると言っているわけではありません。
    GLの業績はインドネシア事業が徐々に立ち上がっていきますし、昨年提携やM&Aした効果が、期が進むごとに寄与度が大きくなってくると期待しています。
    1Qも業績は良いと思いますが、インドネシアの規模も小さくて、本格的に寄与してくるのはウェッジの4Qあるいは2018年1Q以降だと思っています。
    短期的な視点で業績への期待度を高めすぎるのは危険ですし、好業績なのに(過度に高められた)期待ほどでは無かった、などという状況に陥りかねません。
    長期的な視点でGLの成長を見守れる株主が増えてくれると嬉しいです。
    この1週間ほど、ゲーム会や新年会の準備と並行しながら書き込みを続けてきました。
    初めてここでの議論に参加するので、ちゃんとした事を書かないと!というプレッシャーもありましたし、回答内容を考えたり、調べ直したり、文案を書いてみては修正したりと、数十時間をかけてきました。
    さすがにちょっと疲れてきたので、そろそろまとめて頂けるのはありがたいですね。
    今後も私のブログでも情報発信をしていく予定ですし、私のブログにもコメント欄があるので意見交換も可能です。
    今後ともGLやウェッジ、昭和を見守ってくれる投資家が増えると嬉しいです。

  127. 名前:生涯青春 投稿日:2017/01/16(月) 14:26:05 ID:49f7ebd6e 返信

    アイルさん。
    すばらしい議論の材料を多角的に提供していただき有難うございました。
    ウェッジの経営理念、それを実現する経営姿勢、経営者の行動がよく理解できました。ここまですばらしい議論の場は、見当たりません。
    議論が始まってから、株価の動きもしっかりしてきたように見えます。
    また、アイルさんの投資家としての謙虚な姿勢には、見習うべき事柄が数多くあります。
    すばらしいビジネスモデルを確立しつつある銘柄を大事にしっかり育てていきたいものですね!

  128. 名前:アイル 投稿日:2017/01/17(火) 00:47:16 ID:3e8ba384b 返信

    お褒めいただきありがとうございます。
    将来のことは分かりませんので、自分で出来る限り調べて、それを元に徹底的に考えて、自分なりの成長イメージを作るようにしています。
    時には周りの投資仲間と議論をしながら、成長イメージの精度を高めたりということもしています。銘柄について語り合うのは楽しいですし、けっこう厳しい指摘をしてくれる人も多いので^_^;とても勉強になります。
    その後は四半期ごとの業績や会社側から発表されるリリース、様々なニュースなどと照らし合わせながら、自分の描いた成長ストーリーが正しいかを検証していくことになります。
    文章にすると大変そうに感じる人も多いかもしれませんが、投資好きの皆さんには全然大変ではなく、とても楽しい♪ということは理解いただけると思います。
    株価は短期的には業績とは関係なく動くこともあるので、株価の動向より業績がしっかりと伸びていくことが大事です。中長期的には、業績の伸びに合わせてグループリースの株価上昇率に負けないように、ウェッジの株価も上がっていってほしいな~と思っています。
    後半で議論になっていた不良債権関連のコストについて、グループリースの状況を簡単にまとめてみました。
    http://7oku.seesaa.net/article/445989618.html
    不良債権関連コストは着実に減少しており、利益が出やすい体質になっていることがよく分かると思います。

  129. 名前:すぽ 投稿日:2017/01/17(火) 01:20:23 ID:589fc6ab0 返信

    アイルさん、みなさん
    お待たせしました。結論を書いてみましたので確認をお願いします。
    問題が無いようでしたら確定します。

  130. 名前:もりやま 投稿日:2017/01/17(火) 01:31:50 ID:da66a40fd 返信

    すぽさん、アイルさん、ポロさん、他皆様方
    すばらしい議論ありがとうございました。
    結論に異論はございません。
    皆様方がご提供くださった大変有益な情報・視点のみならず、
    アイルさんのここまで調べるのかという投資家のとしての姿勢、
    すぽさんの的確なまとめ、
    大いに学ばせていただきました。
    感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

  131. 名前:アイル 投稿日:2017/01/17(火) 11:34:17 ID:540c1ba4d 返信

    こんな高い評価がいただけるとは思ってもいませんでした。ありがとうございます!
    がんばった甲斐があったな~と感無量です。
    皆さんご指摘のようにリスクの高い面もありますので、今後も打ち出す戦略や業績などを継続してチェックしていこうと思っています。
    議論を進めるなかで自分自身の考えを再確認することになり、私の描いた成長イメージが拡張された部分、連想が広がった部分、見直しが必要になった部分など多くの気付きがありました。
    この議論を通じて私の中では成長性に対する確信がより深くなったと思います。
    議論の中でも書きましたが、ネット上には過去のネガティブな書き込みもたくさんありますので、リスクが高い面もあります。今後の提携戦略や実績を確認しながら、皆さんそれぞれが「どちらの言い分が正しそうか?」を判断する必要があると思います。
    経営陣は信頼できなさそうだけど儲かりそうだから買う!というのは、私の考える投資ではありません。
    リスクはある程度の許容は必要ですが、成長性やその根幹となる経営陣への信頼性について、ある程度納得できた段階で投資した方が良いと思います。
    ファイナンス関連株の株価の変動は比較的大きいので、ただ儲かりそうという軽い気持ちで投資すると、株価や感情に大きく振り回されてしまうと思います。
    この銘柄に限りませんが、それぞれでよく調べて、自分自身の頭で徹底的に考えることはとても大事ですし、そういったプロセスを重ねることで投資スキルが徐々に磨かれていくと思います。
    すぽさんブログの議論を見て勉強することも大事ですが、自分なりによく調べて議論に参加すると、さらに効果的だと思います。
    今後も活発な議論が続くことを期待しています。

  132. 名前:すぽ 投稿日:2017/01/18(水) 00:37:38 ID:589fc6ab0 返信

    アイルさん、みなさん
    評価を確定しました。
    議論に参加いただいた皆さん本当にありがとうございました。みなさんのおかげでこれまでで最大の盛り上がりとなりました。
    特にアイルさんは今回の議論を先導いただきまして本当にありがとうございました。
    おかげである意味最大のポイントだった経営者への信頼についても私なりに腑に落とすことができましたし、みなさんも多面的な視点でこの銘柄を見ることができたと思います。
    色んな意味で日本離れした企業ですが、日本離れした高成長を期待しましょう。
    ありがとうございました。

  133. 名前:さぶろうまる 投稿日:2017/01/18(水) 00:57:06 ID:8bcf7c032 返信

    いつも楽しみにしています。
    結論が出たところで、申し訳ありませんが、議論のテーマと直接関係のないことで質問があります。
    すぽさんが議論開始の合図をしてから、返事をするまでの猶予期間というのはどのくらいなのでしょうか?
    今回のウェッジHDでは、1月7日の10時12分に「議論開始します」のブログが出て、「返事がなければ、私が議論を受けて立ちますので」という本来の発案者でないアイルさんの返信が当日の21時33分となっています。
    そして翌日8日の11時16分には、すでにすぽさんから「返事をいただけないようですので、アイルさんが依頼者代理という形でスタートさせてください」となっています。
    議論開始の合図からわずか1日で発案者でない方からのスタートとなっていることが気になりました。
    発案者が忙しく、数日ブログをチェックしないときに、議論が勝手に始まったり締め切られたりする可能性があったりしないのでしょうか?
    もっともリアルタイムで見ていなかったので実際のスパンはよく知りません。どなたかが「数日間放置して~」と書いてらっしゃったので、もっと長いのかもしれません。
    ただ具体的な日にちを設けたほうが余計なトラブルを回避できるのではないかと思いました。
    例えば「明確に」5日間返事がなければ、他の方か中止という形にするとか。
    (続きます)

  134. 名前:さぶろうまる 投稿日:2017/01/18(水) 00:57:45 ID:8bcf7c032 返信

    (続きです)
    途中の「家賃は」さんの態度はいただけないものでしたが、久しぶりにブログを覗いたら自分のテーマで、最初から気合の入った書き込みで議論が開始されてたりしていたら、腐る気持ちも分からないではありません。
    誤解しないでいただきたいのは、別にアイルさんもすぽさんも責めているわけではありません。
    今回の議論は非常に白熱して有意義なものでした。無料でここまでのコンテンツはなかなかありません。これもすぽさんが一から積み上げてきた成果だと思いますし、非常に尊敬しております。
    差し出がましいようですが、ひとつの提案だと思っていただけると助かります。不快であればスルーしてください。これからも応援しています。

  135. 名前:すぽ 投稿日:2017/01/18(水) 08:53:50 ID:589fc6ab0 返信

    さぶろうまるさん、ありがとうございます。
    「何日待つか」という質問ですが通常は3日ぐらいは待つと思います。
    今回の「家賃は」さんの場合は、依頼時点から信頼できない投稿だったため早めに見切って開始したという背景です。
    参考:依頼時のやりとり
    http://www.spotoushi.net/archives/66357673.html
    呼び掛けの記事から開始までの期間は書かれた通りですが、
    ・議論の順番リストを掲載している
    http://www.spotoushi.net/archives/42361893.html
    ・記事の進め方は「議論→コラム→コラム→議論」というリズムで進めており、今回もほぼリズム通りに開始している
    ・お正月の記事のやりとり(1月6日)で次に議論することと、場合によってはアイルさんが代理をする旨書いている
    http://www.spotoushi.net/archives/68236977.html
    これらを総合的に勘案して1日しか待たずにスタートしました。
    要するに、幹事の苦労も知らずに「行けたら行く」と言ってるヤツがいて、時間通りに来ないので他のメンバーと飲みに行ったということです。
    「期限をつける」というご提案は考えてみますね。感情的にはこんな人に締切までつけてあげるの?と思ってしまいますが。

  136. 名前:ヒト 投稿日:2017/01/18(水) 12:00:07 ID:0c3cbe7e1 返信

    社会のルールはほとんどが自己中心的で他人の迷惑を顧みない人間に合わせて作られてます。
    そのために真っ当に生きてる人間まで息苦しい思いをしているわけですね。
    このブログまでそうなってほしくないなと思います。

  137. 名前:ラッタッタ 投稿日:2017/01/18(水) 14:11:51 ID:1707f77a8 返信

    すぽさん、はじめまして。ラッタッタと申します。私は皆さんの議論に加われる知識も経験もないので、ROM専で勉強させてもらっています。このブログがきっかけでFPGも購入しました。
    ここに参加されている方々は、皆さんすぽさんをリスペクトされていると思います。ブログの運営はすぽさんの好きなようにしても誰も文句はないでしょう。周りに流されず、今まで通りの「 頑固親父のラーメン屋」的な立ち位置でいてほしいですね。

  138. 名前:さぶろうまる 投稿日:2017/01/19(木) 01:47:47 ID:c4113a188 返信

    ご丁寧に返信ありがとうございました。
    依頼から開始にかけての経緯について、議論以外のコメント欄の見落としがあり把握しておりませんでした。
    提案については、不快に思われたらすいません。常識ズレした方への気遣いというよりも、余計なトラブルに巻き込まれないための予防策と捉えていただけたらと思っております。
    どのくらいのPVがあるのか分かりませんが、おそらく相当数の方がこのブログを観覧しているかと思います。中には常識のない方や悪意の持った方がいないとは限りません。
    また、常識等を持ち合わせていても、長年培われてきたこのブログ独特の暗黙の了解というものを理解していない方もいると思います。
    そういった方々が不用意に荒らしてしまうのを防ぐために、猶予期間をはっきりさせておく他にも、例えば依頼は所定の場所に決められたフォーマットで書くとか、依頼から議論開始までのおおよその期間を記入しておくなどの注意書きを設けておくことで、未然にトラブルを防げる可能性があるのではと思った次第でありました。
    もちろん、個人のブログですし、すぽさん自身に負担を望むものではないので、ことさら注意書きを設けるべきだと思っているわけではありません。
    繰り返しになりますが、ぶしつけな質問と提案の回答、ありがとうございました。

  139. 名前:すぽ 投稿日:2017/01/19(木) 17:14:24 ID:589fc6ab0 返信

    さぶろうまるさん、ヒトさん、ラッタッタさん、ありがとうごさいます。
    さぶろうまるさんの仰る意図は分かりますが、ルールより情熱を見て判断したいと思っています。
    このブログでは議論の場が主役になりつつありますが、この状態は奇跡的に維持されているだけです。この場が生まれた経緯は以下の通りです。
    ・私に銘柄分析して欲しいという依頼がある
    →最初は結論だけをあっさり返答
    →依頼が殺到
    →覚悟(情熱)がある人の依頼だけを受ける意味で議論型に変更
    →本気の議論の場に(現在)
    つまりこの場を支えているのは「本気で議論しようとしてくれるみなさんの情熱」であり、それが無くなれば「場」も無くなります。
    新規に依頼される方に対して失礼とは思いながらも本気度を再確認させているのもこのためですし、1日でアイルさんと議論を始めたのも依頼者を見切ったからです。
    待つのは3日ぐらいと回答しましたが、情熱がある方で事情があるならもちろん何日待っても構いません。
    というわけで、ルールでお断りするのはある意味ラクですがそうしない方がいいかなと思っています。

  140. 名前:さぶろうまる 投稿日:2017/01/21(土) 11:26:17 ID:d165e718b 返信

    いろいろとお時間を取っていただき、ありがとうございました。
    議論だけでなく、このブログそのものの行きつく先も楽しみにしています。
    では。

  141. 名前:トムとジェリー 投稿日:2017/03/08(水) 20:36:12 ID:df672d9d6 返信

    ※141
    アイルさんが131のコメントで次のようにまとめを書いています。
    議論の中でも書きましたが、ネット上には過去のネガティブな書き込みもたくさんありますので、リスクが高い面もあります。今後の提携戦略や実績を確認しながら、皆さんそれぞれが「どちらの言い分が正しそうか?」を判断する必要があると思います。
    経営陣は信頼できなさそうだけど儲かりそうだから買う!というのは、私の考える投資ではありません。
    リスクはある程度の許容は必要ですが、成長性やその根幹となる経営陣への信頼性について、ある程度納得できた段階で投資した方が良いと思います。
    ファイナンス関連株の株価の変動は比較的大きいので、ただ儲かりそうという軽い気持ちで投資すると、株価や感情に大きく振り回されてしまうと思います。
    この銘柄に限りませんが、それぞれでよく調べて、自分自身の頭で徹底的に考えることはとても大事ですし、そういったプロセスを重ねることで投資スキルが徐々に磨かれていくと思います。
    引用終わり
    私は経営陣を信用するにまでは到らなかったので、結構安値から見ていたにも関わらず買いませんでした。
    私が見始めた水準から考えると、暴騰しています。
    この議論が始まった時から考えても、80円くらい安いだけなので暴落と言うにはまだ早いのでは。

  142. 名前:るん 投稿日:2017/03/09(木) 16:44:48 ID:e172eab85 返信

    GLはそもそもPERが高すぎるように思いますが。
    以前の100倍、今60倍くらい?
    皆さん急成長だからって、高いPERを正当化するようなロジックばかり自分で作ってないですか?
    日本の消費者金融は高成長期でもずっとPERは低いままでしたが、この辺はどうお考えですか?

  143. 名前:すぽ 投稿日:2017/03/11(土) 07:35:34 ID:589fc6ab0 返信

    みなさん、ありがとうございます。
    >るんさん
    GLのPER100はもちろんバブルだと思います。(今回の件でだいぶ下がったようですが)
    私としては「GLは絶対買わないが、ウェッジHDはお買い得」という捉え方で判断したつもりです。PERが違いすぎるこの2つの株が連動し続けるとは思っておらず、割高・割安分は一定程度調整されていくと見ています。
    成長株投資は
    ①EPSの上昇 × ②PERの上昇
    に分けられますが、基本はあくまで①です。私はPERが維持された前提で5年で2倍になるかを考えています。
    過去の消費者金融のような低PERである必要はありませんが、PER下落リスクが大きい水準で購入すべきではないと思っています。

  144. 名前: 投稿日:2017/03/11(土) 10:17:02 ID:1e47fe8be 返信

    グループリースの時価総額とウェッジの乖離がどんどん広がっていく中で、おかしい、ウェッジはもっと上がるはずだって叫ぶのって、不動産流動化相場でこんなに利益出てるのに株価上がらない、おかしい、もうすぐ上がるはずだって言いながら死んだのと同じですね。
    結局不動産流動化の頃から誰も進歩しておらず、同じ罠に10年後また嵌っただけですね。

  145. 名前:すぽ 投稿日:2017/03/11(土) 10:28:00 ID:589fc6ab0 返信

    「あ」さん
    偉そうな物言いの割に、HNすらまともにつけられないんですね。コメントを消しますよ。
    GLの時価総額が高いからウェッジも上がるべきという意見は私もピンときませんね。
    あなたは「死んだ」と確定していますが本当ですか?ビジネスが順調なら株価も回復してしまいますよ。
    その時あなたは言い逃げるだけですか。ラクでいいですね。

  146. 名前:ゆか 投稿日:2017/03/12(日) 08:21:12 ID:5e1caab17 返信

    すぽさんのブログで一読者がこんなことを言うのは筋が違う気はしますが、
    「すぽ」というHNは「スポット投資」からきているのでは? ここに企業や投資について勉強する気があってきている読者は、「あ」や「ぷぷぷ」など意味のない文字とは違うことくらいわかりますよ。
    すぽさんがもしまいっていらっしゃるとしたらこのような煽りにまいっているんでしょう。なお、警告も削除も私には冷静なブログ運営としか見えません。
    すぽさん、
    ブログの趣旨に関係のないコメントをしてしまい申し訳ありません。あさんやぷぷぷさんのコメントを削除されるときには一緒に消していただければと思います。

  147. 名前:トルネコ 投稿日:2017/03/12(日) 08:30:31 ID:8c225f364 返信

    >ぷぷぷさん
    ぷぷぷさんは、都合の悪いコメントを消し、自分の都合の良いコメントだけ残す。そのようなサイトは信頼を失っていくと考えられているのですね。
    でしたら、ぷぷぷさんはすぽさんのことを信頼していない。信頼していないのであれば、すぽさんのブログを読む必要はありませんね^^
    私はあなたの意見を支持します。

  148. 名前:すぽ 投稿日:2017/03/12(日) 09:40:06 ID:589fc6ab0 返信

    みなさん、ありがとうございます。
    >ぷぷぷさん
    削除した143のコメントを再度表示しました。
    「ぷぷぷ」という同じHNですが同じ方ですか?信頼云々の前にここを明確にしてからお話ししましょうか。お返事下さい。
    >ゆかさん、トルネコさん
    心配をおかけして申し訳ありません&フォローありがとうございます。
    「無責任なコメントには厳しい対応」という方針なので、刺々しく見えてしまい申し訳ありません。PCデポの時は色々悩むことが多かったですが、今回はもともと覚悟していた範囲のことなので安定しています。
    今は次のインベスタークラウドの分析中です。

  149. 名前:トルネコ 投稿日:2017/03/12(日) 09:44:03 ID:8c225f364 返信

    >すぽさん
    いつも運営お疲れ様です(;´∀`)私の分のコメントも消して頂いてかまいません。
    私はすぽさんのことを尊敬してますし、応援してます。私のツイッターにもすぽさんブログを守りたいという方がたくさんいらっしゃいます。すぽさんブログはたくさんの方に愛されているブログなんだなと思います。心無い発言は本当に残念ですよね…(汗)

  150. 名前:すぽ 投稿日:2017/03/13(月) 17:18:56 ID:589fc6ab0 返信

    「ぷぷぷ」さんから返信が無いようですので、「無責任な書き込み」と判断し削除しました。

  151. 名前:ライム 投稿日:2017/03/29(水) 11:59:37 ID:500e2eed2 返信

    インベスタークラウドもいいんですが、ここに書き込んで議論をリードした皆さんがもう一度集まって、「ウェッジホールディングス:我々はコレを見誤った!!!」みたいな反省会ディスカッションした方が良くないですか?失敗した理由を洗い出すことの方が将来有益だと思います。なんなら問題提起しますんで、書き込んでた超有名投資家さんたち集めやりませんか?

  152. 名前:すぽ 投稿日:2017/03/29(水) 21:05:00 ID:589fc6ab0 返信

    ライムさん、ありがとうございます。
    せっかくのご提案ですが正直気乗りしませんね。
    今回の下落の際に私の捉え方は書きましたが (下記に転記しました)、
    株価下落以外は取り立てて失敗したという認識を持っていません。
    ライムさんはどういったことを聞きたいと思っていらっしゃいますか?
    私で良ければ回答しますよ。
    ————
    みなさんに急かされるように事実確認をしたのですが、原因はタイの記事のようですね。
    http://kabumatome.doorblog.jp/archives/65887314.html
    噂に近い記事でこれで何か判断するのは無理ですね。
    ■リスクは買う時に織り込むべき
    もともとウェッジHDは情報が限定的になるというデメリットがあり、成長可能性と天秤にかけて判断するような銘柄です。
    「何があるかわからない」という覚悟は最初から持っているべきですし、今日ぐらいの話でオタオタしてはいられません。
    ■噂は無視して、事実で買う
    「噂で買って、事実で売る」という格言がありますが、実は一度もピンと来たことがありません。噂で売買していたらいつまで経ってもバクチの域を出ないと思っています。
    今回の記事からは事実につながる情報を得ることができませんので、まずは聞き流すしかありませんね。
    こんな感じでしょうか。
    ————

  153. 名前:アイル 投稿日:2017/04/08(土) 22:42:20 ID:7c2ff3a1e 返信

    すぽさん、こんにちは!アイルです。
    せっかくウェッジを議論に取り上げて頂いたのに、リスク面に焦点が当たる展開となってしまい、すぽさんのブログが荒れてしまって申し訳ありません。
    まだまだ信頼されていないんだな~と改めて実感しました。
    グループリースについては現地視察もしてきたので書きたいことが山ほどありますが、情報を整理したり考えをまとめる時間も必要ですので、徐々に私のブログに書いていきたいと思っています。
    カオフンのネガティブキャンペーンに負けずに、今後も成長を続けていってほしいと思っています。

  154. 名前:すぽ 投稿日:2017/04/09(日) 22:38:43 ID:589fc6ab0 返信

    アイルさん、ありがとうございます。
    現地視察をされたとのこと、驚きの行動力ですね。記事の更新楽しみです。
    色んな意見があるユニークな銘柄ですが、成長すれば株価は上がるしかありませんので
    楽しみに待ちたいと思います。

  155. 名前:ようしん 投稿日:2017/04/15(土) 07:08:50 ID:355fdca7c 返信

    ウェッジホールディングス:我々はコレを見誤った!!!という書き込みは、議論の時
    に指摘すべき内容ですね。
    株価は多くの要因で上下しますので、分析が間違っていたのではなく、死角があった
    ことを軽視していたのかもしれません。
    経営者のグレーさとコンプアライアンスの低さのリスクを感じながら、それでも会社は
    成長しているという認識が投資の呼び水になったと思われます。
    私はタイ株や中国株を扱っていたので、こうした市場が日本と異なっていることを体
    験しております。噂で、株価が10倍になったりする市場で、その逆もあり得ます。
    一番ひどい持ち株は100分の1の価格になって、7年放置していたら2倍になり、売っ
    た翌日にまた販売停止になり、暴落した経験があります。
    GLはタイ株市場なので、三流記事が出た時、危ないと感じて、保有していたJトラスト
    の株を即時売り切りました。
    タイや中国の市場では、正当性を主張しても、株は売られるときは、徹底的に売られ
    ます。しかしながら、状況が一変すれば、また驚くほど買われたりしますので、そうし
    たスタンスで臨むことがストレスをためないでしょう。
    議論されていた通りの内容で、GLが粉飾会計ではなく、業績が成長していけば、ま
    た株価が上昇する可能性は高いと思います。
    総じて、今回の暴落はタイ市場の特異性が死角だったのかもしれませんね。
    ただし、GL関連株はこrまでのような株価の上昇は当面期待できないので、中長期型
    で取り組む銘柄になったのではないでしょうか。

  156. 名前:すぽ 投稿日:2017/04/18(火) 08:52:35 ID:589fc6ab0 返信

    ようしんさん、ありがとうございます。
    コメント頂いた捉え方に概ね同意です。
    経営者への信頼やGLの株価の高さについては議論の中で触れており、その辺りのリスクは認識して投資していたつもりです。
    色々あっても結局業績次第だと思っています。

  157. 名前:三年寝太郎 投稿日:2017/06/23(金) 22:11:49 ID:6e522d7aa 返信

    すぽさん
    はじめまして、三年寝太郎と申します。
    以前よりウェッジHDへの投資を続けている事もあってこちらのブログも拝見しておりました。
    議論等、参考にさせて頂きありがとうございました。
    実は来週、ウェッジHDの親会社である昭和HDの株主総会後に投資家向け事業説明会が開催されます。
    その場で投資家からの率直な質問に対して此下社長より直接応えて頂けるようです。
    ヤフーファイナンス版にて質問集を作成中ですのでもしよろしければすぽさんがご質問なされたい事項がありましたらご意見頂く事は出来ないでしょうか。
    可能な限り有意義な質問集を作りたいと思っていますのでお知恵を拝借できるとありがたいです。
    既に個別にご質問なされたり事業説明会に参加されるご予定がありましたら、お邪魔になってしまいますので本当高は無視なされて下さい。
    よろしくお願いいたします。

  158. 名前:すぽ 投稿日:2017/06/24(土) 10:41:52 ID:589fc6ab0 返信

    三年寝太郎さん
    精力的な意見収集に頭が下がります。
    yahooファイナンスの掲示板にて、内容を読ませていただきました。これだけ詳細に聞いていただけるのであれば私から追加することはありません。
    特に聞きたいのは監査法人アリアへの変更についてですね。
    ・数ある監査法人の中でなぜアリアを選定したのか
    ・アリアにどういった監査を期待しているのか
    という視点で聞いていただければと思います。
    監査人提案については私は反対しています。

  159. 名前:三年寝太郎 投稿日:2017/06/24(土) 15:10:58 ID:f6ca1cdb4 返信

    すぽさん
    ご返答ありがとうございます、承知いたしました。
    アリアについてはほぼ全ての投資家が否定的意見でしょうね。

  160. 名前:三年寝太郎 投稿日:2017/06/25(日) 22:09:05 ID:ffaf95caf 返信

    すぽさん
    皆さんから頂いた質問を一旦まとめあげました。
    もしよろしければ内容の正確性についてご確認頂けると幸いです。
    よろしくお願いいたします。

  161. 名前:三年寝太郎 投稿日:2017/06/26(月) 19:43:24 ID:bb2091223 返信

    すぽさん
    相談させて頂いた質問状が完成しました。
    ヤフー板に資料アップ用の臨時スレッドを建てましたのでもし宜しければご確認下さい。
    『昭和HD / ウェッジHD / GL 事業説明会 臨時スレ』
    https://textream.yahoo.co.jp/message/1160004548/ace8a8c0dfc18ffe7710007d175e4160/1

  162. 名前:すぽ 投稿日:2017/06/27(火) 00:07:17 ID:589fc6ab0 返信

    三年寝太郎さん
    素晴らしい質問内容に感服しました。回答が楽しみですね。
    アリアに関する私の質問内容にはこの文面で問題ありません。ありがとうございます。
     すぽ

  163. 名前:三年寝太郎 投稿日:2017/06/29(木) 12:45:11 ID:8aeb90b9b 返信

    すぽさん
    昨日行われた説明会の質問回答を上記の臨時スレッドにアップしました。
    ※まだ記入しきれていないので随時更新していきます。
    取り扱われなかった項目も多く消化不良ではありますが、いいデータ開示もあった事は確かだと思います。
    完全スルーされた項目についてはこれから会社側に改めて問おうと思います。
    ご協力ありがとうございました。

  164. 名前:すぽ 投稿日:2017/06/29(木) 19:42:11 ID:589fc6ab0 返信

    三年寝太郎さん、ありがとうございます。
    意見集約及び株主総会お疲れさまでした。
    アリアの件がスルーなのは残念ですね。
    業績面で有望である一方、カネ癖の悪さが気になるという評価は残念ながら覆りませんでした。
    これは
    「監査がアリアであることが必要」と捉えるべきということでしょうね。

  165. 名前:三年寝太郎 投稿日:2017/06/29(木) 20:10:31 ID:245aa6e5f 返信

    本日の昭和HDのニュースリリースにて、未回答だった質問項目も含めて改めて全項目への回答を後日アップするとのアナウンスがありました。
    http://www.showa-holdings.co.jp/news/doc/news20170629.pdf
    せめて、アリアである理由について触れて頂きたいですね。

  166. 名前:すぽ 投稿日:2017/06/29(木) 21:13:12 ID:589fc6ab0 返信

    三年寝太郎さん、ありがとうございます。
    情報ありがとうございます。
    その表現であればスルーされないものと思いたいですね。